令和6年度 1級管工事施工管理技術検定 第一次検定 問題A【No.8】は、日射に関する問題です。4つの記述のうち、適当でないものを1つ選びます。
誤りは選択肢3です。大気透過率に影響するものが窒素と書かれています。
過去問の正しい肢は、水蒸気です。令和元年度の1級 問題A No.1は設問文も令和6年度と同じで、日射の大気透過率は大気中に含まれる水蒸気の量に影響される、という記述を正しい側に置いています。
この令和元年度は、ほかの2つの選択肢も令和6年度と対応しています。日射のエネルギーの入り方は同じ文で、直達日射の定義は名前を入れ替えた形で出されています。
※ このページに問題文そのものは載せていません。一般財団法人 全国建設研修センターの試験問題および正答肢のページには、2026年8月時点で令和7年度と令和8年度が掲載されています。
正解:選択肢3
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(適当) | 直達日射の定義です。令和元年度はこれを天空日射として誤りにしています |
| 2 | ○(適当) | エネルギーの入り方です。令和元年度が同じ文で正しい肢に置いています |
| 3 | ×(適当でない) | 令和元年度は水蒸気の量とする記述を正しい肢に置いています |
| 4 | ○(適当) | 温室効果ガスによる吸収です。この年度の正答肢によります |
何が大気透過率に影響するかは、過去問の正しい肢にそのまま書かれています。
令和元年度 1級管工事施工管理技術検定 学科試験 問題A【No.1】の正しい肢(選択肢1)
「日射の大気透過率は、大気中に含まれる水蒸気の量に影響される。」
同年度の公表正答は選択肢2で、この記述は正しい側に置かれています。設問は「日射に関する記述のうち、適当でないものはどれか」で、令和6年度と同じです。
水蒸気の量です。令和6年度は窒素の量と書いているので、影響するものを入れ替えています。
この令和元年度は、ほかの選択肢も令和6年度とつながっています。
同 問題A【No.1】の正しい肢(選択肢3)と公表正答(選択肢2)
「日射のエネルギーは、紫外線部よりも赤外線部及び可視線部に多く含まれている。」(正しい肢)
「天空日射とは、大気を通過して直接地表に到達する日射をいう。」(この記述が、適当でないものとして出されています)
エネルギーの入り方は、令和6年度の選択肢2と同じ文です。もう1つは「大気を通過して直接地表に到達する」という中身に、天空日射という名前を付けたのが誤りです。
令和6年度の選択肢1は、同じ中身に直達日射という名前を付けています。令和元年度で誤りにされた名前のほうを、正しい名前に直した形です。
2つの年度の対応を並べると、次のようになります。
| 論点 | 令和元年度 | 令和6年度 |
|---|---|---|
| 大気透過率 | 水蒸気の量(正しい肢) | 窒素の量(誤り) |
| 日射のエネルギー | 赤外線部及び可視線部に多い(正しい肢) | 同じ文(正しい肢) |
| 直接地表へ届く日射の名前 | 天空日射(誤り) | 直達日射(正しい肢) |
同じ設問文で、変えられているところが年度ごとに違います。片方の年度で誤りにされた語が、もう片方では正しく直されて出ています。
熱の放射は黒体の熱放射は絶対温度の何乗か?熱と伝熱の読み分けで扱っています。
日射の大気透過率は、大気中の何の量に影響されるか。
水蒸気の量です。令和元年度の1級 問題A No.1の選択肢1が、正しい肢としてこの内容を出しています。令和6年度は窒素の量と書いたため、誤りとされています。
日射のエネルギーは、どの部分に多く含まれているか。
紫外線部よりも赤外線部及び可視線部に多く含まれています。令和元年度の1級 問題A No.1の選択肢3と、令和6年度の同No.8の選択肢2が、同じ文で正しい肢として出しています。
大気を通過して直接地表に到達する日射は、何というか。
直達日射です。令和元年度の1級 問題A No.1は、これを天空日射と呼んだ記述を適当でないものとして出しており、公表正答はこの選択肢2です。令和6年度の選択肢1は、太陽表面から直接地上に到達する太陽放射を直達日射として正しい肢に置いています。
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大気透過率は、季節や天候、場所によって変わります。ここでの説明は試験問題に出された記述についてのものです。
この問で問われた語を、年度をまたいで整理しています。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月