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平成23年 測量士補 No.12 解説|再測が必要な観測区間(水準)

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水準点A〜Bの各区間で往復観測を行い、許容範囲2.5mm√Sと較差を比べて「再測すべき区間」を選ぶ計算問題です。

問題

A〜(1)〜(2)〜(3)〜Bの各区間で1級水準測量の往復観測を行った。再測すべきと考えられる区間番号はどれか。許容範囲は2.5mm√S(Sは片道距離km)とする。各区間とも観測距離500 m。

図12 水準点A・固定点(1)(2)(3)・水準点Bの路線
図12 出典:国土地理院ウェブサイト「測量士・測量士補試験の試験問題及び解答例」(平成23年測量士補試験問題集 No.12)

①A〜(1):往+3.2249、復−3.2239
②(1)〜(2):往−5.6652、復+5.6655
③(2)〜(3):往−2.3569、復+2.3550
④(3)〜B:往+4.1023、復−4.1034

  1. 再測の必要はない

正解:3(③が許容を超える)

較差=|往+復|を、許容2.5mm√Sと比べます。

解き方

往復観測値の較差=|往路+復路|(復路は符号が逆)。各区間とも500m(0.5km)なので許容範囲は同じです。較差と許容範囲を比べ、超えた区間を再測します。

許容範囲 = 2.5√0.5 = 2.5×0.7071 ≒ 1.77 mm(全区間共通)
①較差=|3.2249−3.2239|=1.0 mm → OK
②較差=|−5.6652+5.6655|=0.3 mm → OK
③較差=|−2.3569+2.3550|=1.9 mm → 超過
④較差=|4.1023−4.1034|=1.1 mm → OK

許容を超えるのは③なので選択肢3です。

独学でここまでの整理がきついと感じたら、講義で手順から補うのが近道です。

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試験で押さえるポイント

較差=|往+復|、許容=2.5mm√S(Sは片道km)。全区間500mなので許容は約1.77mm。③だけが較差1.9mmで許容を超え、再測対象です。小数第4位までの差をmmに直すミスに注意します。

一問一答

問題:片道500mの区間の往復較差の許容範囲は何mmか(2.5mm√S)。

答え:約1.77 mm。

2.5×√0.5=2.5×0.7071≒1.77 mmです。

往路と復路の較差とは?

過去問は解きっぱなしにせず、同種の問題で反復するのが合格への近道です。ただ「解説を読んでも計算過程が追えない」と感じ始めたら、独学の詰まりどころに来ています。

自分に合う一冊はテキスト・過去問集の選び方で。独学を続けるか講義で補うか迷うなら独学と通信講座どっちが向くかで比べられます。

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この記事の編集・運営

初心者が学ぶ測量士補 編集部

測量士補試験の用語・計算・法規を、国土地理院の公式情報と作業規程の準則に照らして整理しています。

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