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平成23年 測量士補 No.10 解説|電子レベルとバーコード標尺

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電子レベル及びバーコード標尺について、5つの記述から「明らかに間違っているもの」を選ぶ問題です。下方20cm以下を読まない理由がポイントです。

問題

次の文は、電子レベル及びバーコード標尺について述べたものである。明らかに間違っているものはどれか。次の中から選べ。

  1. バーコード標尺の目盛を自動で読み取って高低差を求める電子レベルが使用され、個人誤差が小さくなり作業能率が向上した。
  2. 1級・2級水準測量では、円形水準器・視準線の点検調整並びにコンペンセータの点検を観測着手前及び観測期間中おおむね10日ごとに行う必要がある。
  3. バーコード標尺付属の円形水準器は、鉛直に立てたときに円形気泡が中心に来るように点検調整する必要がある。
  4. 1級水準測量で標尺の下方20 cm以下を読定してはならない理由は、地球表面の曲率のために生ずる2点間の鉛直線の微小な差(球差)の影響を少なくするためである。
  5. 電子レベル内部の温度上昇を防ぐため、観測に際しては日傘などで直射日光が当たらないようにすべきである。

正解:4(下方20cm以下を読まない理由は大気の屈折対策)

選択肢4が誤りです。

各記述の正誤と解説

No.正誤解説
1電子レベルで個人誤差が減り作業能率向上。正しい。
2点検調整・コンペンセータ点検を概ね10日ごと。正しい。
3標尺の円形水準器は鉛直時に気泡が中心に来るよう調整。正しい。
4×下方20cm以下を読まない理由は地表付近の大気による屈折(陽炎)の影響を避けるため。「球差のため」は誤り。
5電子レベルに直射日光を当てない。正しい。

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試験で押さえるポイント

標尺下方20cm以下を読まない理由=地表付近の大気の屈折(陽炎)の影響を避けるため。球差(地球の湾曲)は前後等距離で消えるもので、別の話です。理由の取り違えに注意します。

一問一答

問題:1級水準測量で標尺の下方20cm以下を読まないのは、何の影響を避けるためか。

答え:地表付近の大気の屈折(陽炎)。

球差を避けるためではありません。

レベルと標尺の役割の違いは?

過去問は解きっぱなしにせず、同種の問題で反復するのが合格への近道です。ただ「解説を読んでも計算過程が追えない」と感じ始めたら、独学の詰まりどころに来ています。

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この記事の編集・運営

初心者が学ぶ測量士補 編集部

測量士補試験の用語・計算・法規を、国土地理院の公式情報と作業規程の準則に照らして整理しています。

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