給水装置工事主任技術者 独学ガイド

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平成29年度 給水装置施工管理法 問51 を解説(周知の相手は工事従事者)

平成29年度 学科試験2 問51は、施工管理に関する語句の組み合わせを選ぶ問題です。4つから適当なものを1つ選びます。

この問題のポイント

入る語はア=施工計画書/イ=工事従事者/ウ=労働災害です。

3つとも「相手」や「対」で覚えると決まります。

※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。

正解:選択肢3

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(誤り) アを安全計画書、ウを施工不良としています
2 ×(誤り) アを安全計画書、イを水道事業者としています
3 正解 施工計画書/工事従事者/労働災害
4 ×(誤り) イを水道事業者、ウを施工不良としています

この穴埋めのポイント(ここが正解)

空欄 決め手 入る語
カッコの中身が実施工程表、施工体制、施工方法、品質管理方法、安全対策等=安全だけではない施工計画書
作った計画を周知する相手工事従事者
公衆災害と対になる語労働災害

アはカッコの中身で決まる

カッコに並ぶのは実施工程表、施工体制、施工方法、品質管理方法、安全対策等です。

安全対策は5つのうちの1つでしかありません。

安全だけの計画書なら、工程表や品質管理方法は入りません。

イは「誰に伝えるか」で決まる

相手 何をするか
工事従事者施工計画書を周知する。変更が生じたら都度通知する
付近住民工事内容の説明(工事着手に先立って行う)
水道事業者設計審査、竣工検査など

周知先を「付近住民」とした選択肢が、令和6年の穴埋めで誤りの組み合わせに並んでいます。

ウは「公衆災害及び労働災害」がセット

この2語は資料で並んで出てきます。

災害 誰に及ぶか
公衆災害工事に関係のない第三者
労働災害工事に従事する作業員

安全対策は、外の人と中の人の両方に向けたものです。「施工不良」は災害ではないので、この並びに入りません。

詳細は給水装置工事の施工計画書とは?宅地内でも要るのか・誰に周知するのかで扱っています。

覚え方

  • 施工計画書を周知する相手は工事従事者(付近住民でも水道事業者でもない)
  • 公衆災害及び労働災害がセット。公衆災害=第三者/労働災害=作業員
  • ★施工計画書の中身は実施工程表・施工体制・施工方法・品質管理方法・安全対策等。安全は5つのうち1つ
  • ★付近住民への説明は工事着手に先立って行う(周知とは別)

理解度チェック

Q.

施工計画書は誰に周知するか。

工事従事者です。付近住民ではありません。

Q.

安全対策は何を防ぐためのものか。

公衆災害及び労働災害です。公衆災害は第三者、労働災害は作業員に及ぶものです。

Q.

施工計画書には何を書くか。

実施工程表、施工体制、施工方法、品質管理方法、安全対策等です。

> 給水装置施工管理法のほかの論点は給水装置施工管理法のカテゴリにまとめています

法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。

参考資料

  • 公益財団法人 給水工事技術振興財団「平成29年度 給水装置工事主任技術者試験 学科試験2 問題」および同財団が公表した正答番号。本記事の正誤の判定は同正答番号(問51=(3))によります。設問文が「適当なものはどれか」であることを確認したうえで各肢を判定しました。問題文・選択肢は掲載していません。
  • 国土交通省「給水装置標準計画・施工方法」(PDF)。施工管理の責任者、施工計画書の作成と周知、公衆災害及び労働災害の防止は同資料によります。
  • 公益財団法人 給水工事技術振興財団「令和6年度 学科試験2 問題」および同年度の正答番号。周知先を「付近住民」とした選択肢が誤りの組み合わせに並んでいることは同問によります。
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給水装置工事主任技術者の用語・過去問を、国土交通省の給水装置標準計画・施工方法など一次資料にあたって整理しています。

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