給水装置工事主任技術者 独学ガイド

  1. HOME
  2. 給水装置の概要
  3. > 平成27年度 問45

平成27年度 給水装置の概要 問45 を解説(経過した後ではなく期間内)

平成27年度 学科試験2 問45は、水道メーターに関する問題です。4つの肢から不適当なものを1つ選びます。

この問題のポイント

誤りは選択肢2です。交換するのは検定有効期間8年を経過した後ではありません。

期間内に、検定に合格したメーターと交換します。

※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。

正解:選択肢2

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) 電磁式は給水管と同じ呼び径の直管で機械的可動部がないため耐久性に優れ、小流量から大流量まで測れる
2 ×(誤り) 計量法の特定計量器の検定に合格したものを設置するが、検定有効期間8年を経過した後に交換する、としています。期間内に交換します
3 ○(正しい) 遠隔指示装置は発信装置(又は記憶装置)・信号伝送部(ケーブル)・受信器で構成される
4 ○(正しい) 複箱式とは、メーターケースの中に別の計量室(インナーケース)をもち、複数のノズルから羽根車に噴射水流を与える構造

選択肢2のポイント(ここが誤り)

期間は「使ってよい上限」であって、交換の合図ではない

肢の書き方 判定
計量法に定める特定計量器そのまま
検定有効期間8年そのまま
8年を経過した後に交換する期間内に交換します

経過してから替えるなら、その間は期限切れのメーターで料金を計算していることになります。

詳細は水道メーターの検定有効期間は8年|計量法の特定計量器と交換の義務を整理で扱っています。

同じ論点で替えられる場所は2つ

替えられた場所 出題年度 正しい形
交換の時期平成27年 問45期間内に交換
根拠の法律令和5年・令和6年計量法(水道法ではない)

8年という数字そのものを替えた肢は、これまでの年度に1つも出ていません。

選択肢4は複箱式の定義そのもの

この肢は正しい説明です。

構造 中身
複箱式メーターケースの中に別の計量室(インナーケース)をもち、複数のノズルから羽根車に噴射水流を与える

平成28年 問42エは、この説明を「単箱式」に当てて誤りにしています。

説明はそのまま置いて、名前だけを入れ替えてくる型です。

覚え方

  • 検定有効期間8年は期間内に交換する。経過した後では遅い
  • ★根拠は計量法。水道法に替えた肢が令和5年・令和6年に誤りで出ている
  • 8年という数字を替えた肢は出ていない。替えられるのは時期と法律名
  • 複箱式=インナーケース+複数のノズル。この説明を「単箱式」に当てた肢が平成28年 問42エで誤り
  • 遠隔指示装置=発信装置・信号伝送部・受信器の3つ

理解度チェック

Q.

水道メーターの検定有効期間は何年で、いつ交換するか。

8年です。期間内に、検定に合格したメーターと交換します。

Q.

検定有効期間の根拠となる法律は。

計量法です。

Q.

複箱式とはどのような構造か。

メーターケースの中に別の計量室(インナーケース)をもち、複数のノズルから羽根車に噴射水流を与える構造です。

> 給水装置の概要のほかの論点は給水装置の概要のカテゴリにまとめています

法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。

参考資料

  • 公益財団法人 給水工事技術振興財団「平成27年度 給水装置工事主任技術者試験 学科試験2 問題」および同財団が公表した正答番号。本記事の正誤の判定は同正答番号(問45=(2))によります。設問文が「不適当なものはどれか」であることを確認したうえで各肢を判定しました。問題文・選択肢は掲載していません。
  • 計量法(特定計量器の検定有効期間)(e-Gov法令検索)。条文の引用は同法令によります。
  • 国土交通省「給水装置標準計画・施工方法」(PDF)。電磁式、遠隔指示装置の構成、複箱式の構造は同資料によります。
T

この記事を書いた人

T

給水装置工事主任技術者の用語・過去問を、国土交通省の給水装置標準計画・施工方法など一次資料にあたって整理しています。

▼平成27年度 給水装置工事主任技術者試験▼

▼カテゴリ一覧▼

T

T

給水装置工事主任技術者の用語・過去問を、一次資料にあたって整理しています。

Topへ >>