給水装置工事主任技術者 独学ガイド

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平成26年度 給水装置工事法 問13 を解説(不断水でも水質確認は要る)

平成26年度 問13は、配水管からの給水管の取出しに関する問題です。ア〜エの正誤の組み合わせから適当なものを1つ選びます。

この問題のポイント

誤りはだけです。

不断水分岐でも、作業終了後に水質確認を行います。

※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。

正解:選択肢3(ア正 イ正 ウ正 エ誤)

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) ア=取出しは配水管の直管部からとし、異形管及び継手からは取り出してはならない
2 ○(正しい) イ=分水栓を取り付ける場合、もみ込むねじ山数は漏水防止などを考慮して3山以上必要
3 ○(正しい) ウ=硬質ポリ塩化ビニル管及びポリエチレン二層管に分水栓を取り付ける場合は、配水管の折損防止のためサドル付分水栓を使用する
4 ×(誤り) エ=不断水分岐作業の場合は、分岐作業終了後の水質確認を行わなくてもよい、としています。行います

この問題のポイント(ここが誤り)

不断水でも水質確認は省けない

確認する項目
残留塩素・におい・濁り・色・味5つ

水を止めずに分岐したからこそ、つないだ先が本当に水道管かを確かめます。

このうち残留塩素の確認は、穿孔した管が水道管であることの証しになります。

平成28年 問11でも、不断水分岐作業の終了後に水質確認を行うことが正しい肢として出ています。

アは分岐してよい場所

場所 取り出せるか
直管部取り出す
異形管及び継手取り出してはならない

イの3山とウの折損防止

項目 中身
分水栓のもみ込むねじ山数3山以上(漏水防止)
硬質ポリ塩化ビニル管・ポリエチレン二層管サドル付分水栓を使う(配水管の折損防止

樹脂の管は、分水栓を直接ねじ込むと管が割れます。

サドルで抱きかかえて力を分散させます。

詳細はサドル付分水栓とは?穿孔ドリルの先端角118度と90〜100度の使い分けで扱っています。

覚え方

  • 不断水分岐でも作業終了後の水質確認は行う省けるとした肢は誤り
  • 水質確認は5項目=残留塩素・におい・濁り・色・味
  • 取出しは直管部から。異形管及び継手からは取り出してはならない
  • ★樹脂管(硬質ポリ塩化ビニル管・ポリエチレン二層管)は配水管の折損防止のためサドル付分水栓/ねじ山は3山以上

理解度チェック

Q.

不断水分岐作業の終了後に水質確認は必要か。

必要です。残留塩素・におい・濁り・色・味の5項目を確認します。

Q.

給水管の取出しはどこから行うか。

配水管の直管部からです。異形管及び継手からは取り出してはなりません。

Q.

硬質ポリ塩化ビニル管に分水栓を取り付けるときは。

配水管の折損防止のためサドル付分水栓を使用します。

> 給水装置工事法のほかの論点は給水装置工事法のカテゴリにまとめています

法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。

参考資料

  • 公益財団法人 給水工事技術振興財団「平成26年度 給水装置工事主任技術者試験 学科試験1 問題」および同財団が公表した正答番号。本記事の正誤の判定は同正答番号(問13=(3))によります。設問文が「適当なものはどれか」であることを確認したうえで各肢を判定しました。問題文・選択肢は掲載していません。
  • 国土交通省「給水装置標準計画・施工方法」(PDF)。直管部からの取出し、ねじ山3山以上、樹脂管でのサドル付分水栓の使用、不断水分岐後の水質確認は同資料によります。
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給水装置工事主任技術者の用語・過去問を、国土交通省の給水装置標準計画・施工方法など一次資料にあたって整理しています。

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