給水装置工事主任技術者 独学ガイド

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平成26年度 給水装置計画論 問32 を解説(先に1日使用水量を出す)

平成26年度 問32は、受水槽式給水による従業員数220人の事務所における標準的な受水槽容量の範囲を求める問題です。4つの範囲から適当なものを1つ選びます。

この問題のポイント

正しいのは選択肢1です。

先に計画1日使用水量を出し、そこに4/10と6/10を掛けます。

※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。

正解:選択肢1(6m³〜9m³)

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 正解 6m³〜9m³
2 ×(誤り) 9m³〜12m³
3 ×(誤り) 12m³〜15m³
4 ×(誤り) 15m³〜18m³

選択肢1のポイント(ここが正解)

手順は2つ

すること
1男女それぞれの人数 × 1人1日当たりの使用水量を足して計画1日使用水量を出す
2そこに4/106/10を掛けて範囲を出す

受水槽容量は、計画1日使用水量そのものではありません。

その4/10から6/10までが標準的な範囲です。

設問に書かれている数値条件

条件
従業員数220人(男子140人、女子80人)
1人1日当たりの使用水量男子50L/人、女子100L/人

男女で1人当たりの水量が違うので、まとめて220人で掛けてはいけません。

男女を分けて計算し、足してから4/10と6/10を掛けます。

4/10〜6/10という幅の意味

大きすぎると水が滞留します。

小さすぎれば足りません。

その折り合いが4/10〜6/10です。

詳細は受水槽式給水とは?高置水槽式・圧力水槽式・ポンプ直送式の違いで扱っています。

覚え方

  • 受水槽容量=計画1日使用水量の4/10〜6/10
  • ★手順は2つ=人数×1人1日当たりの使用水量→そこに4/10と6/10
  • 男女で1人当たりの水量が違うときは分けて計算する。まとめて掛けない
  • 4/10〜6/10の幅は大きすぎると滞留、小さすぎると足りないの折り合い

理解度チェック

Q.

受水槽容量の標準的な範囲は。

計画1日使用水量の4/10〜6/10です。

Q.

男女で1人1日当たりの使用水量が違うときは。

男女を分けて計算し、足してから4/10と6/10を掛けます。

Q.

受水槽容量は計画1日使用水量そのものか。

違います。その4/10〜6/10です。

> 給水装置計画論のほかの論点は給水装置計画論のカテゴリにまとめています

法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。

参考資料

  • 公益財団法人 給水工事技術振興財団「平成26年度 給水装置工事主任技術者試験 学科試験1 問題」および同財団が公表した正答番号。本記事の正誤の判定は同正答番号(問32=(1))によります。設問文が「適当なものはどれか」であることを確認したうえで各肢を判定しました。問題文・選択肢は掲載していません。
  • 国土交通省「給水装置標準計画・施工方法」(PDF)。受水槽容量を計画1日使用水量の4/10〜6/10とすることは同資料によります。
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給水装置工事主任技術者の用語・過去問を、国土交通省の給水装置標準計画・施工方法など一次資料にあたって整理しています。

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