平成25年度 問24は、給水装置の水撃限界性能基準に関する問題です。4つの肢から不適当なものを1つ選びます。
誤りは選択肢4です。この基準にはただし書きがあります。
肢は「すべて満たさなければならない」としています。
※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。
正解:選択肢4
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | 止水機構を急に閉止すると水撃作用により、管路内に圧力の急激な変動作用が生じる |
| 2 | ○(正しい) | 試験条件は、当該給水用具内の流速2m/秒又は動水圧0.15MPaである |
| 3 | ○(正しい) | 急閉止したとき水撃作用により上昇する圧力の許容値は1.5MPaである |
| 4 | ×(誤り) | 水栓やボールタップ等水撃作用を生じるおそれのある給水用具はすべてこの性能基準を満たさなければならない、としています。ただし書きがあります |
| 場合 | 基準の適用 |
|---|---|
| ふつうの場合 | 基準を満たすものを用いる |
| 上流側に近接してエアチャンバーその他の水撃防止器具を設置している場合 | この限りでない |
水撃を止める器具が別に付いているなら、給水用具そのものが基準を満たしていなくてもよい、という作りです。
だから「すべて」とは言えません。
平成26年 問26エでも、同じ「水撃防止器具の設置にかかわらず全て」とした肢が誤りになっています。
ただし書きのある基準に「すべて」は付きません。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 試験条件(どちらか一方) | 流速2m/秒又は動水圧0.15MPa |
| 上昇する圧力の許容値 | 1.5MPa |
この3つの数値は、そのまま正しく書かれています。
数値が合っていても、最後の1肢で「すべて」を付けて誤りにしてきます。
詳細は水撃作用(ウォータハンマ)とは?流速を遅くする理由と水撃限界性能基準の3つの数値で扱っています。
止水機構を急に閉止すると、管路内に圧力の急激な変動作用が生じます。
これが水撃作用(ウォータハンマ)です。
水撃限界性能基準が適用されないのはどんな場合か。
上流側に近接してエアチャンバーその他の水撃防止器具を設置している場合です。
試験条件を2つ挙げよ。
給水用具内の流速2m/秒、又は動水圧0.15MPaです。
上昇する圧力の許容値は。
1.5MPaです。
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法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月