給水装置工事主任技術者 独学ガイド

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平成25年度 給水装置工事法 問16 を解説(ア〜エ全部が正しい問)

平成25年度 問16は、給水装置の維持管理に関する問題です。ア〜エのうち適当なものの数を選びます。

この問題のポイント

ア〜エの4つとも適当なので、正解は選択肢4です。

誤りを探しても見つからない、という形の問題です。

※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。

正解:選択肢4(適当なものは4つ)

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) ア=主任技術者は、給水装置の維持管理について需要者に対して適切な情報提供を行う
2 ○(正しい) イ=分岐以降水道メーターまでの間の漏水修繕などで、水道事業者が無料修繕を行う範囲は水道事業者によって異なる
3 ○(正しい) ウ=水道メーターの下流から末端給水用具までの間の維持管理は、すべて需要者の責任である
4 ○(正しい) エ=故障の問い合わせがあった場合は現地調査を行い、需要者・指定給水装置工事事業者・製造業者の誰ができるかを見極めて情報提供を行う

この問題のポイント(ここが正解)

誰の責任かで分かれる

範囲 維持管理の責任
分岐以降水道メーターまで水道事業者が無料修繕する範囲は水道事業者によって異なる
水道メーターの下流から末端給水用具まですべて需要者の責任

水道メーターが境目です。

その上流側は水道事業者ごとに扱いが違い、下流側は需要者の責任と決まっています。

「すべて」が付いていても正しいことがある

ウには「すべて需要者の責任である」と書かれています。

この試験では「すべて」「必ず」が付いた肢は誤りであることが多いのですが、この肢は正しいものです。

言い切っているかどうかではなく、中身が条文や資料と合っているかで判定します。

主任技術者がするのは情報提供

場面 すること
ふだんの維持管理需要者に適切な情報提供を行う
故障の問い合わせ現地調査を行い、誰が直せるかを見極めて情報提供する

直す人を3つに分けています。

誰が直すか
需要者が修繕できるもの
指定給水装置工事事業者ができるもの
製造業者でないとできないもの

湯沸器のように構造が複雑なものは、簡単なもの以外は製造業者に修理を依頼します。

詳細は給水用具の故障と対策は?清掃か、パッキンか、交換かを整理で扱っています。

覚え方

  • 維持管理の境目は水道メーター下流はすべて需要者の責任
  • メーターまでの無料修繕の範囲は水道事業者によって異なる
  • 「すべて」が付いていても正しいことがある。言い切りかどうかでなく中身で判定する
  • 故障は3つに分ける=需要者/指定給水装置工事事業者/製造業者

理解度チェック

Q.

水道メーターの下流から末端給水用具までの維持管理は誰の責任か。

すべて需要者の責任です。

Q.

分岐以降水道メーターまでの無料修繕の範囲は。

水道事業者によって異なります。

Q.

故障の問い合わせを受けたら何をするか。

現地調査を行い、需要者・指定給水装置工事事業者・製造業者の誰が直せるかを見極めて情報提供します。

> 給水装置工事法のほかの論点は給水装置工事法のカテゴリにまとめています

法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。

参考資料

  • 公益財団法人 給水工事技術振興財団「平成25年度 給水装置工事主任技術者試験 学科試験1 問題」および同財団が公表した正答番号。本記事の正誤の判定は同正答番号(問16=(4)=適当なものは4つ)によります。設問文が「適当なものの数はどれか」であることを確認したうえで各肢を判定しました。問題文・選択肢は掲載していません。
  • 国土交通省「給水装置標準計画・施工方法」(PDF)。給水装置の維持管理、水道メーターを境とした責任の分かれ方、故障時の情報提供は同資料によります。
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給水装置工事主任技術者の用語・過去問を、国土交通省の給水装置標準計画・施工方法など一次資料にあたって整理しています。

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