給水装置工事主任技術者 独学ガイド

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平成25年度 給水装置工事法 問15 を解説(取付け前は弁体が全開)

平成25年度 問15は、サドル付分水栓穿孔に関する問題です。4つの肢から不適当なものを1つ選びます。

この問題のポイント

誤りは選択肢1です。取り付ける前に確認するのは、弁体が全開状態になっているかです。

肢は全閉状態としています。

※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。

正解:選択肢1

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(誤り) 取付ける前に弁体が全閉状態になっているか確認する、としています。全開状態です
2 ○(正しい) ボルトナットの締め付けは全体に均一になるように行う
3 ○(正しい) サドル付分水栓の頂部に穿孔機を静かに載せ、袋ナットを締付けて一体となるように固定する
4 ○(正しい) 穿孔作業は刃先が管面に接するまでハンドルを静かに回転させ、最初はドリルの芯がずれないようにゆっくり下げる

選択肢1のポイント(ここが誤り)

全開でないと穿孔できない

取付け前に確認する弁体の状態 判定
全開状態これが正しい
全閉状態この肢は誤りとして出ています

分水栓の弁が閉じていたら、ドリルが配水管まで届きません。

穿孔したあとで弁を閉じ、穿孔機を外します。

「全閉状態」とした肢は、平成25年・平成30年・令和元年・令和3年など複数の年度で誤りになっています。

この試験でもっとも繰り返し出る入れ替えの1つです。

確認する3点はそのまま正しい

取付け前に確認すること
弁体が全開状態になっているか
パッキンが正しく取り付けられているか
塗装面やねじ等に傷がないか

3つのうち1つだけを裏返してあります。

詳細はサドル付分水栓とは?穿孔ドリルの先端角118度と90〜100度の使い分けで扱っています。

選択肢2〜4は手順どおり

作業 やり方
ボルトナットの締め付け全体に均一に(片締めしない)
穿孔機の固定サドル付分水栓の頂部に載せ袋ナットで締める
穿孔の開始刃先が管面に接するまで静かに回し、最初はゆっくり下げる

どれも急がない、片寄らせない、という向きでそろっています。

覚え方

  • サドル付分水栓の取付け前は弁体が全開状態全閉は複数の年度で誤り
  • 弁が閉じていたらドリルが配水管まで届かない
  • 取付け前に確認するのは3つ=弁体が全開/パッキン/塗装面やねじの傷
  • ボルトナットは全体に均一に締める(片締めしない)

理解度チェック

Q.

サドル付分水栓を取り付ける前に弁体はどの状態か確認するか。

全開状態です。

Q.

穿孔機はどう固定するか。

サドル付分水栓の頂部に静かに載せ、袋ナットを締め付けて一体となるように固定します。

Q.

ボルトナットの締め付け方は。

全体に均一になるように行います。

> 給水装置工事法のほかの論点は給水装置工事法のカテゴリにまとめています

法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。

参考資料

  • 公益財団法人 給水工事技術振興財団「平成25年度 給水装置工事主任技術者試験 学科試験1 問題」および同財団が公表した正答番号。本記事の正誤の判定は同正答番号(問15=(1))によります。設問文が「不適当なものはどれか」であることを確認したうえで各肢を判定しました。問題文・選択肢は掲載していません。
  • 国土交通省「給水装置標準計画・施工方法」(PDF)。サドル付分水栓の取付け前の確認、ボルトナットの締め付け、穿孔機の固定、穿孔作業の手順は同資料によります。
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給水装置工事主任技術者の用語・過去問を、国土交通省の給水装置標準計画・施工方法など一次資料にあたって整理しています。

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