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放熱器の置き場所を問う出題があると聞きました。
周辺の部品もまとめて確かめたいです。
この記事の要点
令和7年度(後期)の公表正答は(2)で、放熱器をインテリア側に設置すると書いた肢が誤りです。
仕様書は放熱器弁とレターンコックを青銅製と定めています。
耐圧試験は最高使用圧力の1.3倍で、最小0.5MPaです。
2級では【No.11】がコールドドラフト対策の枠になる年があります。
令和7年度(後期)の4肢と、仕様書が定める放熱器まわりの部品を並べます。
インテリア側に設置すると書いた肢が、誤りとして出題されました。
令和7年度(後期)2級 第一次検定【No.11】(2)(誤りの肢)
放熱器をインテリア側に設置する。
令和7年度(後期)の公表正答は(2)です。インテリア側と書いた肢が誤りと確定します。
ペリメーターとインテリアの区分は系統の区分とゾーニング、ペリメーター空気処理方式は空気調和方式の読み分けで扱っています。
熱損失・送風量・気密です。
令和7年度(後期)2級 第一次検定【No.11】(1)(3)(4)(いずれも正しい肢)
外壁からの熱損失を減らす。
温風暖房では、送風量をできるだけ多くする。
建築構造を気密にし、屋外から侵入する隙間風を減らす。
3つとも減らす方向と増やす方向が分かれます。熱損失と隙間風は減らし、送風量は多くするという書き方です。
建築側の対策も入っています。建築構造を気密にするという肢です。
青銅製のアングル形又はストレート形です。
公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)1.10.7「蒸気用放熱器弁」・1.10.8「温水用放熱器弁」
青銅製のアングル形又はストレート形で、ダイヤフラム又はベローズ入りのパックレス構造のものとし、樹脂製ハンドル付きとする。
青銅製のアングル形又はストレート形で、樹脂製ハンドル付きとする。
2つの弁で書き方が分かれます。蒸気用にだけパックレス構造の指定が付いています。
共通する部分もあります。青銅製、アングル形又はストレート形、樹脂製ハンドル付きです。
| 部品 | 仕様書が定めていること |
|---|---|
| 蒸気用放熱器弁(1.10.7) | 青銅製、アングル形又はストレート形、ダイヤフラム又はベローズ入りのパックレス構造 |
| 温水用放熱器弁(1.10.8) | 青銅製、アングル形又はストレート形 |
| 放熱器トラップ(1.10.9) | 低圧用はアングル形若しくはストレート形 |
| レターンコック(1.10.10) | 青銅製で、流量の調節が可能なもの |
最高使用圧力の1.3倍です。
公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)1.10.11「試験」(抜粋)
ファンコンベクター耐圧試験は、JIS A 4007「ファンコンベクタ」による。なお、圧力は、最高使用圧力の1.3倍の圧力(最小0.5MPa)とする。
コンベクターの耐圧試験は、空気又は窒素ガス圧試験とし、最高使用圧力の1.3倍の圧力(最小0.5MPa)とする。
パネルラジエーターの耐圧試験は、空気又は窒素ガス圧試験とし、最高使用圧力の1.3倍の圧力(最小0.5MPa)とする。
3つとも同じ倍率です。最高使用圧力の1.3倍、最小0.5MPaで並んでいます。
試験の方法は2つに分かれます。コンベクターとパネルラジエーターは空気又は窒素ガス圧試験と書かれています。
配管の水圧試験や満水試験は配管の試験と保持時間で扱っています。
「コールドドラフト対策として、放熱器をインテリア側に設置する」は正しいか。
誤りです。令和7年度(後期)の公表正答はこの肢でした。
蒸気用放熱器弁と温水用放熱器弁の材質は。
どちらも青銅製です。形はアングル形又はストレート形とされています。
蒸気用放熱器弁だけに付いている構造の指定は。
ダイヤフラム又はベローズ入りのパックレス構造です。
ファンコンベクター・コンベクター・パネルラジエーターの耐圧試験の圧力は。
最高使用圧力の1.3倍の圧力で、最小0.5MPaです。
コンベクターとパネルラジエーターの耐圧試験は、何を使う試験か。
空気又は窒素ガス圧試験です。
出題の言い回しは年度によって変わります。個別の判断は最新の試験問題と公表正答、及び現行の仕様書を確認してください。
級ごとに分けています。1級 空調・換気|2級 空調・換気を見てください。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月
まちがえやすいポイント
青銅製と書かれているのは3つで、放熱器トラップには材質の指定がありません。
放熱器トラップは低圧用と高圧用に分かれ、低圧用は日本産業規格又はHA規格によるとされています。材質ではなく規格で決まる書き方です。
形の指定はほぼ共通です。アングル形又はストレート形が繰り返し出てきます。