管工事施工管理技士 独学ガイド

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ペリメーターとインテリアは空気清浄度で分けるのか?空気調和系統の区分とゾーニング

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組合せ問題は、どこが入れ替わったのか分かりません。

他の年と並べて確かめたいです。

この記事の要点

令和5年度の公表正答は(1)で、ペリメーターゾーン系統とインテリアゾーン系統を空気清浄度別と組んだ肢が誤りです。

平成26年度の同じ枠では、同じ区分に方位別ゾーニングが組まれていました。

空気清浄度という語は、平成28年度では事務室と食堂に組まれていました。

1級の問題Aでは【No.17】がゾーニングの枠になる年があります。

令和5年度の4組合せと、同じ枠が出た過去の年を並べます。

空気調和系統の区分とゾーニングの組合せを3年分並べた図。左は令和5年度の1級管工事施工管理技術検定 第一次検定 問題A No.17の4組合せで、肢1はペリメーターゾーン系統とインテリアゾーン系統に空気清浄度別を組んだ誤りの肢で公表正答は1、肢2は一般事務室系統と会議室系統に使用時間別、肢3は一般事務室系統とサーバー室系統に温湿度条件別、肢4は一般事務室系統と食堂系統に負荷傾向別で、いずれも正しい肢。右は同じ枠が出た過去の年で、平成26年度の1級学科A No.17は事務室系統と会議室系統に使用時間別、事務室系統と電算機室系統に温湿度条件別、事務室系統と食堂系統に負荷傾向別、ペリメーターゾーン系統とインテリアゾーン系統に方位別ゾーニングが組まれている。平成28年度の1級学科A No.17は事務室と食堂に空気清浄度、事務室とサーバー室に温湿度条件、事務室と会議室に使用時間、東側事務室と西側事務室に日射が組まれている。下はペリメーターとインテリアに組まれた語で、令和5年度は空気清浄度別で公表正答1が誤り、平成26年度の同じ区分には方位別ゾーニングが組まれていること、空気清浄度という語は平成28年度では事務室と食堂に組まれていること。
左が令和5年度の4組合せ、右が同じ枠が出た過去の年。下が組まれた語の違い。

どの組合せが誤りとして出題されたのか

ペリメーターとインテリアを空気清浄度別と組んだ肢です。

令和5年度 1級 第一次検定 問題A【No.17】(1)(誤りの肢)

ペリメーターゾーン系統とインテリアゾーン系統  空気清浄度別

令和5年度の公表正答は(1)です。空気清浄度別と組んだ肢が誤りと確定します。

問題は「空気調和系統の区分」と「ゾーニング」を左右に並べる形です。組合せとして適当でないものを選びます。

残りの3つはどう組まれていたのか

使用時間別・温湿度条件別・負荷傾向別です。

令和5年度 問題A【No.17】(2)(3)(4)(いずれも正しい肢)

一般事務室系統と会議室系統  使用時間別

一般事務室系統とサーバー室系統  温湿度条件別

一般事務室系統と食堂系統  負荷傾向別

3つとも一般事務室系統が片方に置かれています。相手の室が変わると、組まれる観点も変わる形です。

サーバー室だけ観点が温湿度です。会議室は使用時間、食堂は負荷傾向と書かれています。

空気調和系統の区分 ゾーニング 出題での扱い
ペリメーターゾーン系統とインテリアゾーン系統 空気清浄度別 誤りの肢・公表正答
一般事務室系統と会議室系統 使用時間別 正しい肢
一般事務室系統とサーバー室系統 温湿度条件別 正しい肢
一般事務室系統と食堂系統 負荷傾向別 正しい肢

まちがえやすいポイント

組合せ問題は、片側だけを見ても正誤が決まりません。

令和5年度は4つとも実在する語です。空気清浄度別も、ペリメーターゾーン系統とインテリアゾーン系統も、どちらも出題で使われる語になっています。

入れ替わったのは相手の側です。同じ区分に、別の年は違う語が組まれています

平成26年度は同じ区分に何を組んでいたのか

方位別ゾーニングです。

平成26年度 1級 学科A【No.17】

事務室系統と会議室系統  使用時間別ゾーニング

事務室系統と電算機室系統  温湿度条件別ゾーニング

ペリメーターゾーン系統とインテリアゾーン系統  方位別ゾーニング

事務室系統と食堂系統  負荷傾向別ゾーニング

令和5年度と3つが同じです。会議室は使用時間別、食堂は負荷傾向別で変わっていません。

変わったのはペリメーターとインテリアの相手です。平成26年度は方位別、令和5年度は空気清浄度別と書かれています。

電算機室という語も、令和5年度ではサーバー室になっています。組まれる観点は温湿度条件で同じです。

平成28年度はどんな形で出たのか

「区分すべき室」と「主たる要因」という言い方に変わっています。

平成28年度 1級 学科A【No.17】

事務室と食堂  空気清浄度

事務室とサーバー室  温湿度条件

事務室と会議室  使用時間

東側事務室と西側事務室  日射

空気清浄度という語がここにも出ています。組まれている相手は事務室と食堂です。

方位に当たる観点は日射という語になっています。東側事務室と西側事務室という区分の仕方です。

3年を並べると何が見えるのか

語の顔ぶれはほぼ同じで、組合せだけが動いています。

年度 ペリメーターとインテリア 空気清浄度の相手
令和5年度 問題A【No.17】 空気清浄度別(誤りの肢) ペリメーターとインテリア
平成26年度 学科A【No.17】 方位別ゾーニング なし
平成28年度 学科A【No.17】 なし 事務室と食堂

ゾーニングの観点は毎年ほぼ同じ4つです。使用時間・温湿度条件・負荷傾向、そして方位や日射が並びます。

空気調和方式そのものは空気調和方式の読み分け、方位や時刻による負荷の違いは熱負荷の読み分けで扱っています。

理解度チェック

Q.

「ペリメーターゾーン系統とインテリアゾーン系統」と「空気清浄度別」の組合せは正しいか。

誤りです。令和5年度の公表正答はこの肢でした。

Q.

一般事務室系統と会議室系統に組まれたゾーニングは。

使用時間別です。令和5年度・平成26年度とも同じ組合せでした。

Q.

一般事務室系統とサーバー室系統に組まれたゾーニングは。

温湿度条件別です。

Q.

平成26年度で、ペリメーターゾーン系統とインテリアゾーン系統に組まれていた語は。

方位別ゾーニングです。

Q.

平成28年度で、空気清浄度が組まれていた区分は。

事務室と食堂です。

まとめ

  • ペリメーターとインテリアを空気清浄度別と組んだ肢が誤り。
  • 令和5年度の公表正答は(1)
  • 会議室系統は使用時間別、サーバー室系統は温湿度条件別
  • 食堂系統は負荷傾向別と組まれている。
  • 平成26年度は同じ区分に方位別ゾーニングが組まれている。
  • 平成28年度は空気清浄度が事務室と食堂に組まれている。
  • 平成28年度は「区分すべき室」と「主たる要因」という言い方。

出題の言い回しは年度によって変わります。個別の判断は最新の試験問題と公表正答を確認してください。

あわせて読む

この科目の過去問はどこにあるか

級ごとに分けています。1級 空調・換気2級 空調・換気を見てください。

参考資料

  • 1級管工事施工管理技術検定 第一次検定 問題A【No.17】(令和5年度)及び同年度の公表正答肢(一般財団法人全国建設研修センター。試験問題/正答肢のページ)。公表正答は(1)です。
  • 1級管工事施工管理技術検定 学科試験 問題A【No.17】(平成26年度・平成28年度)。
  • ※ 平成26年度・平成28年度については公表正答肢を確認していないため、それぞれの肢の正誤は記載していません。組合せとして書かれている語だけを載せています。
  • ※ ペリメーターゾーン系統とインテリアゾーン系統を分ける観点として正しいものを示す記述は、令和5年度の問題文にはありません。公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)令和7年版(修補版)にも「ゾーニング」「ペリメーター」「インテリア」「空気清浄度」の語はありません。
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管工事施工管理技士の用語・過去問を、法令や公的な基準など一次資料にあたって整理しています。

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管工事施工管理技士の用語・条文・数値を、公表された過去問と一次資料にあたって整理しています。

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