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コージェネは用語が多くて、どれが問われるのか絞れません。
燃料電池と原動機式の比較が毎回出ている気がします。
この記事の要点
「燃料電池を用いるシステムは発電効率が低い」とした肢は2年とも誤りでした。
カスケード利用は排熱を高温から低温へ順次多段階に活用することです。
系統連系は、コージェネによる電力と商用電力を接続して一体的に供給する方式です。
1級の問題AではNo.20がコージェネレーションの枠です。
令和5年度と令和7年度の8肢を並べます。
2年とも発電効率が低いと書いた肢が誤りでした。
令和5年度 1級 第一次検定 問題A【No.20】(4)/令和7年度 問題A【No.20】(3)(いずれも誤りの肢)
燃料電池を用いるコージェネレーションシステムは、原動機を用いるコージェネレーションシステムと比べて発電効率が低い。
燃料電池を用いるシステムは、同容量の原動機式と比べて騒音・振動は小さいが、発電効率は低い。
令和5年度の公表正答は(4)、令和7年度は(3)です。発電効率が低いという記述は2年とも誤りと確定します。
正しい比較は同じ問題文にありません。誤りとして出された事実だけが確定します。
排熱の多段階利用です。
令和5年度 問題A【No.20】(2)(3)(1)(いずれも正しい肢)
(2) コージェネレーションシステムは、排熱を高温から低温に向けて順次多段階に活用するカスケード利用を行うように配慮する。
(3) 受電並列運転(系統連系)は、コージェネレーションシステムによる電力と商用電力を接続し、一体的に供給する方式である。
(1) コージェネレーションシステムの発電システムは、所定の条件を満たせば消防法における非常電源として兼用が可能である。
熱の使う順が書かれています。高温から低温に向けて順次多段階にです。
系統連系はつなぐ相手が決まっています。商用電力と接続します。
条件を満たせば兼用できます。
| 項目 | 正しい肢として出た内容 |
|---|---|
| 消防法の非常電源 | 所定の条件を満たせば兼用が可能 |
| 常用防災兼用発電装置 | 所定の条件を満たすことで可能 |
| マイクロガスタービン | ボイラー・タービン主任技術者の選任は不要 |
条件付きで認められています。所定の条件を満たせばという書き方です。
選任が要らない場合も出ました。マイクロガスタービン発電機を用いるシステムです。
主任技術者と防災兼用です。
令和7年度 問題A【No.20】(2)(4)(1)(いずれも正しい肢)
(2) マイクロガスタービン発電機を用いるシステムでは、ボイラー・タービン主任技術者の選任は不要である。
(4) ガスコージェネレーションシステムは、所定の条件を満たすことで常用防災兼用発電装置とすることが可能である。
(1) 受電並列運転(系統連系)は、コージェネレーションシステムによる電力と商用電力を接続し、一体的に電力を供給する方式である。
系統連系は2年とも正しい肢でした。商用電力を接続し、一体的に供給する方式です。
防災用に転用できる形も示されています。常用防災兼用発電装置です。
熱源の台数制御は自動制御の検出要素の読み分けで扱っています。
ヒートポンプはヒートポンプの読み分けで扱っています。
「燃料電池を用いるシステムは原動機式と比べて発電効率が低い」は正しいか。
誤りです。令和5年度・令和7年度の公表正答がこの肢でした。
カスケード利用とはどんな使い方か。
排熱を高温から低温に向けて順次多段階に活用することです。
系統連系は何と何を接続するか。
コージェネレーションシステムによる電力と商用電力です。
マイクロガスタービン発電機で選任が不要とされたのは。
ボイラー・タービン主任技術者です。
コージェネの発電システムは消防法上どう扱えるか。
所定の条件を満たせば非常電源として兼用が可能です。
出題の言い回しは年度によって変わります。個別の判断は最新の試験問題と公表正答を確認してください。
級ごとに分けています。1級 空調・換気|2級 空調・換気を見てください。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月
まちがえやすいポイント
燃料電池の肢は、前半が正しくて後半だけ誤りでした。
令和7年度は「騒音・振動は小さいが、発電効率は低い」という形です。前半で納得すると、後半をそのまま読み流してしまいます。
比較の相手も確認します。原動機を用いるコージェネレーションシステムとの比較です。