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ガス配管の埋設深さに数字が2つ出てきて、どちらが道路か迷います。
試験の圧力も、都市ガスとLPガスで違うようです。
この記事の要点
地中埋設深さは車両道路で600mm以上、それ以外で300mm以上です。
気密試験は最高使用圧力以上、耐圧試験は最高使用圧力の1.5倍以上で行います。
液化石油ガスの気密試験は低圧側だけ上限が付き、8.4kPa以上10.0kPa以下です。
埋設深さは車両道路600mm以上、それ以外300mm以上です。
配管と試験の決まりを並べます。
場所で2つに分かれます。
公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)第6編2.2.3.3(1)/2.2.3.1(13)(4)
2.2.3.3(1) 管の地中埋設深さは、車両道路では管の上端より600mm以上、それ以外では300mm以上とする。
2.2.3.1(13) 管を埋戻す場合は、土被り150mm程度の深さに埋設表示用アルミテープ又はポリエチレンテープ等を埋設する。
(4) 屋外地中配管の分岐及び曲り部には、地中埋設標を設置する。なお、設置箇所は特記による。
測るのは管の上端からです。車両道路が600mm以上、それ以外が300mm以上になります。
テープの位置は別の数字です。土被り150mm程度の深さに埋設します。
入れる場所とさや管が決められています。
公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)第6編2.2.3.1(8)/2.2.3.2(2)(3)(4)
2.2.3.1(8) フレキ管の配管において、スラブ内及びコンクリート増打ち内に配管する場合は、さや管を使用する。なお、さや管はガス用CD管とする。
2.2.3.2(2) 他の配管、機器等からは、配管支持をとらない。
(3) 床ころがし配管は、支持具を用いて支持する。
(4) フレキ管の支持固定は、横走り管は2m以内ごとに行う。
さや管の種類まで指定されています。ガス用CD管です。
支持のとり方にも決まりがあります。他の配管、機器等からは配管支持をとらないとされています。
建築基準法施行令が引かれています。
公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)第6編2.2.3.1(7)(9)(10)(3)
(7) 配管は、煙突等の火気に対して十分な間隔を保持する。また、電線及び電気工作物に近接又は交差する場合は、関係法令に従い、必要な離隔距離を確保するか又は防護措置を行う。
(9) 建築基準法施行令第112条第20項に規定する準耐火構造の防火区画等を貫通する管は、その隙間をモルタル又はロックウール保温材で充塡する。
(10) 梁等の貫通部には接合部を設けない。
(3) 本支管よりガスメーターまでの管(供給管及び灯外内管)において、水の溜まるおそれのあるときは水取器を取付ける。
充塡するものは2つ挙げられています。モルタル又はロックウール保温材です。
貫通部には作ってはいけないものがあります。梁等の貫通部には接合部を設けないとされています。
配管設備の防火区画貫通は防火区画貫通処理で扱っています。
2つの試験があります。
公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)第6編2.2.6(1)(2)(3)
(1) 試験は、最高使用圧力以上の圧力で圧力保持による気密試験を行い、漏えいがないことを確認する。
(2) 耐圧部分(最高使用圧力が高圧又は中圧のガスによる圧力が加えられる部分)については、最高使用圧力の1.5倍以上の圧力により、耐圧試験を行う。
(3) 気密試験終了後、ガスへの置換を行い、配管内がガスに置換されていることを点火試験等により確認する。
気密試験は最高使用圧力以上、耐圧試験は最高使用圧力の1.5倍以上です。
終わりにもう1段あります。ガスへの置換を行い、点火試験等により確認します。
配管の水圧試験は配管の試験と保持時間で扱っています。
気密試験の圧力値だけ別に定められています。
公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)第6編3.2.3(1)/3.2.6(1)
3.2.3(1) 配管は、2.2.3「配管」によるほか、「LPガス設備設置基準及び取扱要領」及び「ガス機器の設置基準及び実務指針」又は「業務用ガス機器の設置基準及び実務指針」による。
3.2.6(1) 試験は、2.2.6「試験」による。ただし、気密試験の圧力値は高圧側1.56MPa以上、低圧側8.4kPa以上10.0kPa以下とする。
土台は都市ガスと同じです。ただし書で気密試験の圧力値だけが置き換わります。
ガス管の地中埋設深さは。
車両道路では管の上端より600mm以上、それ以外では300mm以上です。
埋戻しのときテープはどこに入れるか。
土被り150mm程度の深さです。
フレキ管をスラブ内に配管するときは。
さや管を使用します。さや管はガス用CD管とします。
気密試験と耐圧試験の圧力は。
気密試験は最高使用圧力以上、耐圧試験は最高使用圧力の1.5倍以上です。
液化石油ガスの気密試験の圧力値は。
高圧側1.56MPa以上、低圧側8.4kPa以上10.0kPa以下です。
実際の施工はガス事業者の規定や特記によって変わります。個別の判断は監督職員の指示にしたがってください。
級ごとに分けています。1級 衛生設備|2級 衛生設備を見てください。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月
まちがえやすいポイント
低圧側だけ書き方が違います。
高圧側は1.56MPa以上ですが、低圧側は8.4kPa以上10.0kPa以下です。低圧側にだけ上限が付いています。
単位も変わります。高圧側はMPa、低圧側はkPaで書かれています。