令和7年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(後期)問33は、機器の据付けについて問う問題です。4つの記述のうち、適当でないものを1つ選びます。
誤りは選択肢2です。この並びは繰り返し出ています。
令和5年度(前期)にも、まったく同じ文が誤りの肢として出ました。揚水ポンプの吐出し側に、防振継手、仕切弁、逆止め弁をこの順で並べる形です。
ほかの3つは数値と手順を述べたものです。基礎の高さは標準図の表で機器ごとに決まっており、空気調和機は150mmです。
※ このページに問題文そのものは載せていません。一般財団法人 全国建設研修センターの試験問題および正答肢のページには、2026年8月時点で令和7年度と令和8年度が掲載されています。
正解:選択肢2
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(適当) | 標準図の表が150としています |
| 2 | ×(適当でない) | 同じ並びが別の年度でも誤りです |
| 3 | ○(適当) | ライナーで水平を出します |
| 4 | ○(適当) | ねじ山を3山程度出します |
同じ文が、令和5年度にも誤りの肢として出ています。
令和5年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)【No.50】の選択肢1(公表正答が(1)と(4)=どちらも適当でないもの)
「揚水ポンプの吐出し側には、ポンプに近い順に、防振継手、仕切弁、逆止め弁を取り付ける」は、適当でないものとされています。令和7年度(後期)の選択肢2と一字も違いません。
この並びで書かれていたら誤りです。2つの年度で同じ扱いになっています。
選択肢1の基礎の高さは、標準図に機器ごとの表があります。
公共建築設備工事標準図(機械設備工事編)令和7年版「基礎施工要領(一)」の表「コンクリート基礎の高さとアンカーボルトの適用例」(本文123頁)
機器名ごとに基礎の高さH(mm)が示されており、空気調和機は150です。
| 機器名 | 基礎の高さ H(mm) |
|---|---|
| ポンプ | 標準基礎 300/防振基礎 150 |
| 送風機 | 150 |
| 空気調和機 | 150 |
| ボイラー、温水発生機及び冷凍機 | 150 |
| パッケージ形空気調和機 | 150 |
| 受水タンク及び高置タンク | 500 |
| 上記を除くタンク類 | 150 |
| 冷却塔 | 150 |
多くが150で、ポンプの標準基礎が300、受水タンクと高置タンクが500です。この3つの数字だけ覚えれば足ります。
選択肢4のねじ山は、出す向きと出さない向きの両方で出題されています。
令和4年度 2級(前期)【No.33】選択肢2(正しい肢)と、令和6年度 2級(後期)【No.33】選択肢4(誤りの肢)
令和4年度は「アンカーボルトは、機器の据付け後、ボルトの頂部のねじ山がナットから3山程度出る長さとする」で正しい肢、令和6年度は「機器の据付け後、アンカーボルトの頂部のねじ山は、ナットから出ないようにする」で誤りの肢とされています。出すのが正しい向きです。
据付けの数値は機器の据付けとは?基礎の養生10日とポンプまわりの数値で扱っています。
揚水ポンプの吐出し側を「ポンプに近い順に、防振継手、仕切弁、逆止め弁」とするのは適当か。
適当ではありません。令和7年度2級(後期)問33の選択肢2がこの並びで、公表正答が(2)です。令和5年度2級(前期)【No.50】でも、一字も違わない同じ文が適当でないものとされています。
空気調和機のコンクリート基礎の高さは、いくつか。
150mmです。公共建築設備工事標準図(機械設備工事編)令和7年版「基礎施工要領(一)」の表が、機器名ごとに基礎の高さHを示しています。送風機・ボイラー・パッケージ形空気調和機・冷却塔なども150で、ポンプの標準基礎が300、受水タンク及び高置タンクが500です。
アンカーボルトのねじ山は、ナットから出すか出さないか。
3山程度出します。令和4年度2級(前期)【No.33】の選択肢2がこの内容で正しい肢とされ、逆に令和6年度2級(後期)【No.33】の「ナットから出ないようにする」は誤りの肢とされました。
> 施工管理法のほかの論点は施工管理法のカテゴリにまとめています
公共建築設備工事標準図は改定されることがあります。ここでの引用は令和7年版によるものです。
この問で問われた語を、年度をまたいで整理しています。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月