令和7年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(後期)問32は、建設工事における安全管理について問う問題です。4つの記述のうち、適当でないものを1つ選びます。
誤りは選択肢1です。多いほうが逆になっています。
建設工事の死亡災害で多いのは、墜落・転落のほうです。飛来・落下と比べる形にして、大小を入れ替えています。
ほかの3つは用語の定義を述べたものです。公衆災害の範囲と、重大災害の人数が、それぞれ入れ替えの的になります。
※ このページに問題文そのものは載せていません。一般財団法人 全国建設研修センターの試験問題および正答肢のページには、2026年8月時点で令和7年度と令和8年度が掲載されています。
正解:選択肢1
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ×(適当でない) | 多いのは墜落・転落のほうです |
| 2 | ○(適当) | 行動と状態の2つに分けます |
| 3 | ○(適当) | 公衆災害は工事関係者以外です |
| 4 | ○(適当) | 重大災害は一時に3人以上です |
この問はそのまま繰り返されたものです。令和6年度 2級(後期)【No.32】は4つの選択肢がすべて同じ文で、公表正答も同じ(1)です。
選択肢3の公衆災害は、範囲を広げると誤りになります。
令和3年度 1級管工事施工管理技術検定 第一次検定B【No.26】の選択肢1(公表正答が(1)と(2)=どちらも適当でないもの)
「建設工事に伴う公衆災害とは、工事関係者及び第三者の生命、身体及び財産に関する危害並びに迷惑をいう」は、適当でないものとされています。公衆災害に工事関係者を含めた点が問われています。
令和7年度の選択肢3は「工事関係者以外の第三者に及ぶ」と書いているので、こちらは正しい肢です。
選択肢4の重大災害は、人数がそのまま出ています。
令和4年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)【No.32】の選択肢1(正しい肢)
「重大災害とは、一時に3人以上の労働者が、業務上死傷または罹病した災害事故をいう」は、正しい肢とされています。この年度の公表正答は選択肢3(ワイヤーロープの安全係数を3としたもの)です。
| 用語 | 中身 | 入れ替えられる点 |
|---|---|---|
| 労働災害 | 被害が工事関係者に限定されるもの | 公衆災害と入れ替える |
| 公衆災害 | 被害が工事関係者以外の第三者に及ぶもの | 工事関係者を含めると誤り |
| 重大災害 | 一時に3人以上の労働者が業務上死傷又は罹病したもの | 人数を変える |
| 不安全な行動 | 人的な原因 | 人的と物的を入れ替える |
| 不安全な状態 | 物的な要因 |
災害の指標は強度率と度数率はどちらが頻度か?災害指標と安全管理の読み分けで扱っています。
建設工事の死亡災害は、墜落・転落と飛来・落下のどちらが多いか。
墜落・転落です。令和7年度2級(後期)問32の選択肢1は、これを逆にして「墜落・転落よりも飛来・落下による事故が多い」としたため、適当でないものになっています。令和6年度2級(後期)【No.32】でも同じ文が誤りの肢でした。
公衆災害の被害が及ぶのは、誰か。
工事関係者以外の第三者です。令和3年度1級第一次検定B【No.26】では「工事関係者及び第三者の生命、身体及び財産に関する危害並びに迷惑をいう」とした肢が、適当でないものとされました。被害が工事関係者に限定されるものは労働災害です。
重大災害とは、何人以上が死傷した災害か。
一時に3人以上です。令和4年度2級(前期)【No.32】の選択肢1「重大災害とは、一時に3人以上の労働者が、業務上死傷または罹病した災害事故をいう」が正しい肢とされています。
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ここでの用語の中身は、過去に出題された肢の扱いによるものです。災害統計の数値は年によって変わります。
この問で問われた語を、年度をまたいで整理しています。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月