令和6年度 1級管工事施工管理技術検定 第一次検定 問題A【No.10】は、音に関する問題です。4つの記述のうち、適当でないものを1つ選びます。
誤りは選択肢4です。NC曲線の許容値が、周波数の高いほうで大きいとされています。
過去問の正しい肢は、逆です。令和4年度の1級 問題A No.10は、NC曲線で示される音圧レベルの許容値は周波数が低いほど大きい、という記述を正しい側に置いています。
選択肢2も、過去に向きを入れ替えて出されています。平成26年度の1級 問題A No.10は、ロックウールやグラスウールが低周波数域の音をよく吸収するとした記述を誤りにしています。
※ このページに問題文そのものは載せていません。一般財団法人 全国建設研修センターの試験問題および正答肢のページには、2026年8月時点で令和7年度と令和8年度が掲載されています。
正解:選択肢4
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(適当) | コインシデンス効果です。この年度の正答肢により適当とされています |
| 2 | ○(適当) | 吸音する周波数域です。平成26年度はこの逆向きの記述を誤りにしています |
| 3 | ○(適当) | 50dBを2つ合成です。平成26年度がほぼ同じ文で正しい肢に置いています |
| 4 | ×(適当でない) | 令和4年度は周波数が低いほど大きいとする記述を正しい肢に置いています |
NC曲線の許容値がどちらへ大きくなるかは、過去問の正しい肢に書かれています。
令和4年度 1級管工事施工管理技術検定 第一次検定 問題A【No.10】の正しい肢(選択肢2)
「NC曲線で示される音圧レベルの許容値は、周波数が低いほど大きい。」
同年度の公表正答は選択肢4で、この記述は正しい側に置かれています。設問は「音に関する記述のうち、適当でないものはどれか」で、令和6年度と同じです。
低いほど大きくなります。令和6年度は高いほど大きいと書いているので、向きが逆です。
同じ令和4年度で誤りとされたのは、音速の記述でした。
令和4年度 同 問題A【No.10】の公表正答(選択肢4)
「音速は、一定の圧力のもとでは、空気の温度が高いほど遅くなる。」
この記述が、適当でないものとして出されています。平成26年度の1級 問題A No.10は、同じ内容を「温度が高いほど速くなる」と書いて正しい肢に置いています。
音速は温度が高いほど速くなります。令和6年度はこの論点を出していません。
選択肢2の吸音についても、過去に向きを入れ替えて出されています。
平成26年度 1級管工事施工管理技術検定 学科試験 問題A【No.10】の公表正答(選択肢1)
「ロックウールやグラスウールは、一般に、中・高周波数域よりも低周波数域の音をよく吸収する。」
この記述が、適当でないものとして出されています。
よく吸収するのは中・高周波数域のほうです。令和6年度の選択肢2はこの向きで書かれているので、正しい肢です。
選択肢3の合成については、平成26年度がほぼ同じ文を正しい肢に置いています。
同 問題A【No.10】の正しい肢(選択肢3)
「音圧レベル50dBの音を2つ合成すると、53dBとなる。」
同年度の公表正答は選択肢1で、この記述は正しい側に置かれています。
50dBが2つで53dBなので、増える分は3dBです。令和6年度は「約53dB」と書いていますが、数値は同じです。
過去問で確かめられる向きをまとめると、次のようになります。
| 論点 | 正しい向き | 出どころ |
|---|---|---|
| NC曲線の許容値 | 周波数が低いほど大きい | 令和4年度の正しい肢 |
| ロックウール・グラスウールの吸音 | 中・高周波数域のほうをよく吸収 | 平成26年度が逆向きを誤りにしています |
| 音速と空気の温度 | 温度が高いほど速い | 平成26年度の正しい肢。令和4年度が逆向きを誤りにしています |
| 50dBの音を2つ合成 | 53dB | 平成26年度の正しい肢 |
この論点は、どれも高いほうか低いほうかを入れ替えて出されています。
音の速さと音圧レベルは音の速さは温度が高いとどうなるか?音と音圧レベルの読み分けで扱っています。
NC曲線で示される音圧レベルの許容値は、どちらの周波数で大きいか。
周波数が低いほうで大きくなります。令和4年度の1級 問題A No.10の選択肢2が、正しい肢としてこの内容を出しています。令和6年度は周波数が高いほど大きいと書いたため、誤りとされています。
ロックウールやグラスウールは、どの周波数域の音をよく吸収するか。
中・高周波数域です。平成26年度の1級 問題A No.10は、低周波数域の音をよく吸収するとした記述を適当でないものとして出しており、公表正答はこの選択肢1です。
音圧レベル50dBの音を2つ合成すると、何dBになるか。
53dBです。平成26年度の1級 問題A No.10の選択肢3が、正しい肢としてこの内容を出しています。もとの50dBから増える分は3dBです。
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吸音材の性能は、材料の厚さや取付け方によって変わります。ここでの説明は試験問題に出された記述についてのものです。
この問で問われた語を、年度をまたいで整理しています。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月