管工事施工管理技士 独学ガイド

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モリエ線図の①→②はどの機器か?冷凍サイクルの読み分け

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モリエ線図の4つの過程がどの機器か分かりません。

出題でどこまで確定するのか知りたいです。

この記事の要点

縦軸が絶対圧力、横軸が比エンタルピーです。

過程①→②を蒸発器とした肢が、適当なものとして選ばれています。

この問だけ「適当なものはどれか」という問い方です。

1級の問題Aでは【No.5】が冷凍サイクルの枠になる年があります。

令和6年度の図と選択肢を並べます。

モリエ線図の冷凍サイクルと選択肢を並べた図。1級管工事施工管理技術検定 第一次検定 問題A No.5(令和6年度)の図と公表正答による。左は問題の図で、縦軸が絶対圧力、横軸が比エンタルピーの線図に、飽和液線と飽和蒸気線が描かれ、丸1から丸2へ右向き、丸2から丸3へ右上向き、丸3から丸4へ左向き、丸4から丸1へ下向きの矢印で閉じたサイクルが示されている。右は選択肢で、1が過程丸1から丸2は蒸発器における変化で公表正答は1、2が過程丸2から丸3は膨張弁における変化、3が過程丸3から丸4は圧縮機における変化、4が過程丸4から丸1は凝縮器における変化。2と3と4の正しい機器名は問題文に書かれていない。下は問い方の注意で、この問は適当なものはどれかという形であり、ほかの多くの問は適当でないものはどれかで選ぶ向きが逆になること、図に書かれているのは軸の名前・飽和液線・飽和蒸気線・丸1から丸4と矢印だけで機器名は書かれていないこと。
左が問題の図、右が選択肢。下が問い方の注意。

線図の軸は何なのか

圧力とエンタルピーです。

令和6年度 1級 第一次検定 問題A【No.5】(問題文と図)

蒸気圧縮式冷凍機の冷凍サイクルをモリエ線図上に示すと下図のようになる。この図に関する記述のうち、適当なものはどれか。

(図の表記 縦軸は絶対圧力、横軸は比エンタルピー、飽和液線、飽和蒸気線、①から④の点)

軸の名前が2つ書かれています。絶対圧力と比エンタルピーです。

線も2本入っています。飽和液線と飽和蒸気線です。

適当なものはどれだったのか

①→②です。

令和6年度 問題A【No.5】(1)(適当なもの)

過程①→②は、蒸発器における変化である。

公表正答は(1)です。①→②が蒸発器における変化と確定します。

図では①→②が右向きです。比エンタルピーが増える向きに矢印が描かれています。

残りの3つはどう置かれたのか

適当でないものです。

令和6年度 問題A【No.5】(2)(3)(4)

(2) 過程②→③は、膨張弁における変化である。

(3) 過程③→④は、圧縮機における変化である。

(4) 過程④→①は、凝縮器における変化である。

適当なものは(1)だけです。この3つは適当でないと確定します。

それぞれが本当はどの機器かは問題文にありません。3つが適当でないという事実だけが確定します。

過程 図の矢印の向き 出題での扱い
①→② 蒸発器とした肢が適当なもの
②→③ 右上 膨張弁とした肢は適当でない
③→④ 圧縮機とした肢は適当でない
④→① 凝縮器とした肢は適当でない

まちがえやすいポイント

問い方がほかの問と逆です。

この問は「適当なものはどれか」で、多くの問は「適当でないものはどれか」です。読み違えると、残り3つから選んでしまいます。

図に機器名は書かれていません。軸の名前と2本の線、①から④と矢印だけです。

図の矢印はどちらを向いているのか

4方向です。

①→②は右、②→③は右上です。③→④は左、④→①は下を向いています。

矢印は閉じたサイクルになっています。①から出て①へ戻る形です。

冷媒の性質や成績係数は冷凍サイクルと冷媒の読み分け、冷凍機の種類は冷凍機の種類と圧縮機で扱っています。

理解度チェック

Q.

モリエ線図の縦軸と横軸は何か。

縦軸が絶対圧力、横軸が比エンタルピーです。

Q.

図に描かれていた2本の線は。

飽和液線と飽和蒸気線です。

Q.

過程①→②は何における変化とされたか。

蒸発器です。公表正答は(1)でした。

Q.

この問の問い方はどうなっていたか。

「適当なものはどれか」です。適当でないものを選ぶ形ではありません。

Q.

③→④の矢印はどちらを向いていたか。

左です。④→①は下を向いています。

まとめ

  • 縦軸は絶対圧力、横軸は比エンタルピー
  • 図には飽和液線と飽和蒸気線が入る。
  • ①→②を蒸発器とした肢が適当なもの。
  • 公表正答は(1)
  • 残り3つは適当でないとだけ確定する。
  • 矢印は①→②が右、②→③が右上、③→④が左、④→①が下。
  • この問は「適当なものはどれか」という問い方。

図の番号や問い方は年度によって変わります。個別の判断は最新の試験問題と公表正答を確認してください。

あわせて読む

この語が出た問はどこか

解説を1問ずつ置いています。

参考資料

  • 1級管工事施工管理技術検定 第一次検定 問題A【No.5】(令和6年度)及び同年度の公表正答肢(一般財団法人全国建設研修センター。試験問題/正答肢のページ)。公表正答は(1)です。
  • ※ 過程②→③、③→④、④→①がそれぞれどの機器における変化かは、同じ問題文の中に示されていません。3つが適当でないとされた事実だけを記載しています。
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管工事施工管理技士の用語・過去問を、法令や公的な基準など一次資料にあたって整理しています。

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管工事施工管理技士の用語・条文・数値を、公表された過去問と一次資料にあたって整理しています。

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