地質断面図とは?地層の分布を鉛直断面で示した図
ちしつモグラ
地質断面図って何を表す図?地質平面図と何が違うの?
この記事の要点
- 地質断面図は、地層や岩体の分布を、ある線に沿って鉛直に切った断面で示した図。
- 平面の広がりを示す地質平面図と対で使い、地下の重なりや傾きを立体的につかむ。
- ボーリングや露頭のデータから作り、柱状図の破砕帯は地質断面図に断層として表記する。
地質断面図とは、地層や岩体の分布を、ある線に沿って鉛直に切った断面(切り口)で示した図です。
地面を横から見たときの、地層の重なり・傾き・断層などが分かります。
地表の広がりを示す地質平面図と組み合わせて使うことで、地下の地質構造を立体的につかめます。
地質平面図との関係
地質平面図は地表での地層の広がりを、地質断面図は縦(深さ方向)の重なりを表します。
平面図と断面図を合わせて見ることで、三次元的な地質構造が分かります。地質図には、任意の線に沿った地質断面図が添えられることが一般的です。
どう作るか
地質断面図は、露頭の観察やボーリング調査、地震探査などで得たデータをもとに作ります。
ボーリングや物理探査のデータが多いほど、断面図はより確からしくなります。
過去問での問われ方:破砕帯は断層として表記
地質断面図は、柱状図や断層と結びつけて問われます。
「柱状図中に記された破砕帯は、地質断面図に断層として表記する」という扱いが問われます。
柱状図で見つけた地質の情報を、断面図の上で地質構造としてつなげて表す、という流れです。
柱状図はボーリング柱状図とは、断層は断層の論点整理も参照してください。
まちがえやすい:地質平面図と地質断面図
地質平面図は地表の広がり、地質断面図は縦(深さ方向)の切り口です。2つを合わせて地下を立体的に読みます。
理解度チェック
問題:地質断面図は、地層や岩体の分布を、ある線に沿って鉛直に切った断面で示した図である。
〇か×か。
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答え:〇
縦(深さ方向)の切り口で、地層の重なり・傾き・断層などを表します。地質平面図と対で使います。
問題:柱状図中に記された破砕帯は、地質断面図に断層として表記する。
〇か×か。
答えを見る
答え:〇
柱状図で見つけた破砕帯を、断面図の上で断層としてつなげて表します。
地質断面図は地層を鉛直断面で示す。地質平面図と対で立体的に読む。
ここが出題の中心です。
出典・参考資料
- 地質断面図の定義(地層や岩体の分布を鉛直断面で示した図。地質平面図と併せて三次元的に地質構造を理解する)。産総研 地質調査総合センターほか、地質図の一般知識。
- 全地連 地質調査技士検定試験(地質平面図・地質断面図、破砕帯の断層表記、電子納品の地質データフォルダに関する出題)。出題番号・正答は全地連公開の過去問・正答番号で照合。
※ 用語の意味を自分の言葉で書いています。最新の資料で確認してください。
※ この記事の確認日:2026年7月