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平成26年 測量士補 No.11 解説|視準線の点検調整(不等距離法)

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不等距離法によるレベルの視準線の点検調整について、式の導き方の空欄ア〜エに入る語句を選ぶ問題です。相似の比と式変形がポイントです。

問題

不等距離法によるレベルの視準線の点検調整で、点A〜Eは標尺・視準線・水平線で形成される三角形の頂点、a及びeは点A・Eの標尺の読定値とする。標尺IIと標尺Iは30 m間隔、レベル(2)は標尺Iから3 m。式の導き方の空欄ア〜エに入る組合せとして最も適当なものはどれか。△ABC∽△ADEより、AC:CB=AE:(ア)(式11-1)。CB及び(ア)に数値を代入すると AC:30 m=(イ):(ウ)(式11-2)。これをeについて解くと e=a−1.1×AC(式11-3)。(1)(2)での標尺Iに対する標尺IIの観測高低差をh₁、h₂とすると e=(エ)(式11-4)。

図11 不等距離法によるレベル視準線の点検(標尺Ⅰ・Ⅱ、A〜E、15m/15m/3m)
図11 出典:国土地理院ウェブサイト「測量士・測量士補試験の試験問題及び解答例」(平成26年測量士補試験問題集 No.11)
  1. アED イa−e ウ30 m エa−1.1(h₁+h₂)
  2. アED イa+e ウ33 m エa−1.1(h₁−h₂)
  3. アED イa−e ウ33 m エa−1.1(h₁−h₂)
  4. アAD イa+e ウ33 m エa−1.1(h₁+h₂)
  5. アAD イa−e ウ30 m エa−1.1(h₁−h₂)

正解:3(ED/a−e/33 m/a−1.1(h₁−h₂))

相似の比と式変形をたどります。

解き方

ア 相似 AC:CB=AE:(ア) → 対応辺は ED
イ AE=標尺の読定値の差 → a−e
ウ レベル(2)は標尺Iから3m、標尺II〜標尺I=30m → CB相当は 30+3=33 m
式11-2:AC:30=(a−e):33 → a−e=1.1×AC → e=a−1.1×AC(式11-3)
エ 視準線誤差ACは観測高低差の差で表せる → e=a−1.1(h₁−h₂)

よって組合せは選択肢3です。

独学でここまでの整理がきついと感じたら、講義で手順から補うのが近道です。

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試験で押さえるポイント

不等距離法では、2点の観測高低差の差(h₁−h₂)が視準線誤差に対応します。レベル(2)が標尺Iから3m離れているため、比の分母が30mでなく33mになる点がカギ。最終式 e=a−1.1(h₁−h₂) で調整値eを求めます。

一問一答

問題:不等距離法で、レベル(2)が標尺Iから3m離れているとき、比の分母は30mと33mのどちらか。

答え:33 m。

標尺間30mに3mを加えた値です。

観測誤差と器械誤差の違いは?

過去問は解きっぱなしにせず、同種の問題で反復するのが合格への近道です。ただ「解説を読んでも計算過程が追えない」と感じ始めたら、独学の詰まりどころに来ています。

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この記事の編集・運営

初心者が学ぶ測量士補 編集部

測量士補試験の用語・計算・法規を、国土地理院の公式情報と作業規程の準則に照らして整理しています。

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