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バタフライ弁は場所を選ばず使えるものだと思っていました。
使えない配管があるのか知りたいです。
この記事の要点
仕様書は、バタフライ弁を蒸気給気管・蒸気還管・高温水管のバルブ止めに使ってはならないと決めています。
管端が開放された配管のバルブ止めも同じ扱いです。弁体はステンレス鋼製でギヤ式とされています。
試験では弁体の形が問われました。円板状で構造が簡単、取付けスペースが小さいという記述です。
1級の問題Aでは【No.41】が配管材料及び配管附属品の枠です。
令和6年度と令和7年度の肢を並べます。
蒸気と高温水です。
公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)令和7年版 第2編 2.2.1「一般用弁及び栓」(1)(エ)(34ページ)
バタフライ弁は、蒸気給気管、蒸気還管、高温水管及び管端が開放された配管のバルブ止めには使用してはならない。
挙がっているのは4つです。蒸気給気管、蒸気還管、高温水管、管端が開放された配管のバルブ止めです。
蒸気は行きも戻りも対象です。給気管と還管の両方が並んでいます。
玉形弁です。
同 2.2.1(1)(オ)(カ)(34ページ)
(オ) 蒸気用の場合、給気用及び還水用は玉形弁とする。ただし、ゲージ圧力0.1MPa未満は仕切弁としてもよい。
(カ) 高温水用は、仕切弁又は玉形弁とする。
蒸気には例外の圧力が書かれています。ゲージ圧力0.1MPa未満なら仕切弁でもよいとされています。
高温水は2つ挙がっています。仕切弁又は玉形弁です。
円板状でした。
令和6年度 1級 第一次検定 問題A【No.41】(4)(正しい肢)
バタフライ弁に用いられる弁体は円板状であり、構造が簡単で取付けスペースが小さい。
形と長所が対で出ています。円板状と取付けスペースが小さいです。
材質と操作方式は仕様書側にあります。弁体はステンレス鋼製とし、ギヤ式とすると表2.2.10の注3が定めています。
圧力と区分です。
| 出題(正しい肢) | 記述の中身 |
|---|---|
| 配管用炭素鋼鋼管(令和6年度 肢2) | 最高使用圧力は1.0MPa程度 |
| 圧力配管用炭素鋼鋼管(令和7年度 肢2) | 呼び径とスケジュール番号により区分 |
| バタフライ弁(令和6年度 肢4) | 弁体は円板状、取付けスペースが小さい |
2つの鋼管は聞かれ方が違います。配管用は圧力、圧力配管用は区分の仕方です。
記号の読み方は配管材料の記号で扱っています。
2年とも継手です。
令和6年度 問題A【No.41】(1)(誤りの肢)
排水用硬質塩化ビニルライニング鋼管の接合は、ねじ込み式鋼管製管継手を使用する。
令和7年度 問題A【No.41】(3)(誤りの肢)
フレキシブルジョイントは、配管の伸縮を吸収することにも適している。
公表正答は令和6年度が(1)、令和7年度が(3)です。どちらもこの記述が誤りと確定します。
伸縮管継手とフレキシブルジョイントの規格は配管附属品(継手とストレーナ)で扱っています。
バタフライ弁をバルブ止めに使ってはならない配管を挙げると。
蒸気給気管、蒸気還管、高温水管、管端が開放された配管です。
蒸気の給気用・還水用に使う弁は。
玉形弁です。ゲージ圧力0.1MPa未満は仕切弁としてもよいとされています。
バタフライ弁の弁体は、試験ではどう書かれたか。
円板状であり、構造が簡単で取付けスペースが小さい、です。
圧力配管用炭素鋼鋼管は何で区分されるか。
呼び径とスケジュール番号です。
「フレキシブルジョイントは配管の伸縮を吸収することにも適している」は正しいか。
誤りです。令和7年度の公表正答はこの肢でした。
仕様書は改定されます。個別の判断は最新版の仕様書と試験問題を確認してください。
級ごとに分けています。1級 機器・材料|2級 機器・材料を見てください。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月
まちがえやすいポイント
誤りの肢は2年とも「継手」と「継手のはたらき」でした。
令和6年度は排水用のライニング鋼管の接合、令和7年度はフレキシブルジョイントが吸収するものです。どちらも正しい形は同じ問題文に書かれていません。
正答の番号も覚えておくと確認が早くなります。令和6年度は(1)、令和7年度は(3)です。