令和7年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)【No.9】は、熱負荷に関する問題です。4つの記述のうち、適当でないものを1つ選びます。
誤りは選択肢2です。
ガラス面には、透過した日射のほかに、内外の温度差で入ってくる熱もあります。「日射による負荷のみ」ではありません。
選択肢2は、この「のみ」で言い切っているところが誤りです。
※ このページに問題文そのものは載せていません。一般財団法人 全国建設研修センターの試験問題および正答肢のページには、2026年8月時点で令和7年度と令和8年度が掲載されています。
正解:選択肢2
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(適当) | 熱通過率が小さければ負荷も小さいです |
| 2 | ×(適当でない) | 通過熱負荷もあります |
| 3 | ○(適当) | 外気負荷は顕熱と潜熱です |
| 4 | ○(適当) | 人体も顕熱と潜熱の両方です |
窓ガラス面の熱負荷には、日射とは別の計算があります。
令和6年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)【No.9】の選択肢3(公表正答は選択肢1)
「窓ガラス面の通過熱負荷計算では、一般的に、内外温度差を使用する。」
内外温度差を使う計算がある以上、ガラス面の熱負荷は透過日射だけではありません。
| ガラス面の熱負荷 | 計算に使うもの |
|---|---|
| 透過した日射による負荷 | 日射の量。ブラインドの有無も考える |
| 通過熱負荷 | 内外温度差 |
ブラインドを考えることも、別の年度に正しい肢として出ています。
令和8年度 2級(前期)【No.9】の選択肢4(公表正答は選択肢3)/令和4年度 2級(後期)【No.9】の選択肢2(公表正答は選択肢4)
令和8年度前期=「窓ガラス面からの熱負荷は、ブラインドの有無を考慮する。」
令和4年度後期=「冷房負荷計算で、窓ガラス面からの熱負荷を算定する時はブラインドの有無を考慮する。」
選択肢1は、ほぼ同じ文が正しい肢になっています。
令和3年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)【No.9】の選択肢1(公表正答は選択肢2)
「構造体の熱通過率の値が小さいほど、通過熱負荷は小さくなる。」
選択肢3も、2つの年度で正しい肢とされています。
令和5年度 2級(後期)【No.9】の選択肢2(公表正答は選択肢1)/令和4年度 2級(前期)【No.9】の選択肢3(公表正答は選択肢1)
どちらも「外気負荷には、顕熱と潜熱がある。」です。
熱負荷に何を入れるかは冷房負荷に入れないものは何か?熱負荷の読み分けで扱っています。
ガラス面からの熱負荷は、透過日射だけか。
それだけではありません。通過熱負荷もあります。令和6年度2級(前期)【No.9】の選択肢3「窓ガラス面の通過熱負荷計算では、一般的に、内外温度差を使用する」が正しい肢とされています。
構造体の熱通過率が小さいと、通過熱負荷はどうなるか。
小さくなります。令和3年度2級(前期)【No.9】の選択肢1「構造体の熱通過率の値が小さいほど、通過熱負荷は小さくなる」が正しい肢です。
外気による熱負荷には、何が含まれるか。
顕熱と潜熱の両方です。令和5年度2級(後期)【No.9】の選択肢2と、令和4年度2級(前期)【No.9】の選択肢3が、どちらも「外気負荷には、顕熱と潜熱がある」で正しい肢とされています。
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熱負荷の計算方法は採用する計算法によって扱いが変わることがあります。ここでは同じ試験で公表された正答肢を根拠にしています。
この問で問われた語を、年度をまたいで整理しています。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月