令和7年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)【No.10】は、空気清浄装置に関する問題です。4つの記述のうち、適当でないものを1つ選びます。
誤りは選択肢1です。
ろ材に求められるのは、空気抵抗が小さいことです。圧力損失が大きければ送風機の負担が増えます。わざわざ大きくする構造にはしません。
選択肢1は、この向きを逆に書いています。
※ このページに問題文そのものは載せていません。一般財団法人 全国建設研修センターの試験問題および正答肢のページには、2026年8月時点で令和7年度と令和8年度が掲載されています。
正解:選択肢1
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ×(適当でない) | 求められるのは空気抵抗が小さいことです |
| 2 | ○(適当) | 捕集率は捕集した割合です |
| 3 | ○(適当) | 上流側と下流側の圧力差です |
| 4 | ○(適当) | 吸湿性は少ないほうが求められます |
ろ材に何が求められるかは、2つの年度の誤りの肢を並べると分かります。
令和3年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)【No.10】の選択肢1(公表正答=この肢が適当でないもの)
「ろ材の特性の一つとして、粉じん保持容量が小さいことが求められる。」
令和3年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(後期)【No.10】の選択肢3(公表正答=この肢が適当でないもの)
「ろ過式のろ材には、粉じん保持容量が大きく、空気抵抗が大きいことが求められる。」
前期の肢で「保持容量が小さい」が誤りとされ、後期の肢で「保持容量が大きく、空気抵抗が大きい」が誤りとされています。保持容量は大きいほうが正しいので、後期の肢で誤っているのは空気抵抗のほうです。
| ろ材に求められるもの | どちら向きか |
|---|---|
| 粉じん保持容量 | 大きいほうがよい |
| 空気抵抗(圧力損失) | 小さいほうがよい |
| 吸湿性 | 少ないほうがよい |
通過速度と圧力損失の関係も、誤った言い方で出たことがあります。
令和5年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(後期)【No.10】の選択肢4(公表正答=この肢が適当でないもの)
「空気通過速度を速くすることで、圧力損失を小さくしている。」
選択肢4の吸湿性は、逆の言い方が誤りとされています。
令和5年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)【No.10】の選択肢3(公表正答=この肢が適当でないもの)
「ろ過式のろ材は、吸湿性が高いものとする。」
選択肢3は、ほぼ同じ文が正しい肢になっています。
令和3年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)【No.10】の選択肢4(公表正答は選択肢1)
「圧力損失は、上流側と下流側の圧力差で、初期値と最終値がある。」
装置の種類はエアフィルターの種類とは?パネル形・折込み形と全熱交換器で扱っています。
ろ材に求められるのは、空気抵抗が大きいことか小さいことか。
小さいことです。令和3年度2級(後期)【No.10】で「ろ過式のろ材には、粉じん保持容量が大きく、空気抵抗が大きいことが求められる」が適当でないものとされました。粉じん保持容量が大きいことは、令和3年度2級(前期)【No.10】で「小さいことが求められる」が誤りとされたことから分かります。
ろ過式のろ材の吸湿性は、高いほうがよいか。
少ないほうがよいです。令和5年度2級(前期)【No.10】で「ろ過式のろ材は、吸湿性が高いものとする」が適当でないものとされています。
空気清浄装置の圧力損失は、どこの差で表されるか。
装置の上流側と下流側の圧力差です。令和3年度2級(前期)【No.10】の選択肢4「圧力損失は、上流側と下流側の圧力差で、初期値と最終値がある」が正しい肢とされています。
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フィルターの性能値は製品や試験方法によって表し方が異なります。ここでは同じ試験で公表された正答肢を根拠にしています。
この問で問われた語を、年度をまたいで整理しています。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月