令和7年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)【No.17】は、給水設備に関する問題です。4つの記述のうち、適当でないものを1つ選びます。
誤りは選択肢1です。
飲料用タンクのオーバーフロー管には、排水トラップを設けてはなりません。設けてはならないと書いた肢が、別の年度に正しい肢として出ています。
虫の侵入を防ぐこと自体は必要ですが、その手段としてトラップを使うところが誤りです。
※ このページに問題文そのものは載せていません。一般財団法人 全国建設研修センターの試験問題および正答肢のページには、2026年8月時点で令和7年度と令和8年度が掲載されています。
正解:選択肢1
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ×(適当でない) | トラップは設けてはならないものです |
| 2 | ○(適当) | 逆流を防ぐバキュームブレーカーを付けます |
| 3 | ○(適当) | 使う水が減れば動力も減ります |
| 4 | ○(適当) | 特定建築物では点検が義務です |
まったく同じ主張が、別の年度で誤りとされています。
令和3年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(後期)【No.17】の選択肢4(公表正答=この肢が適当でないもの)
「飲料用給水タンクのオーバーフロー管には、トラップを設け、虫の侵入を防止する。」
そして、正しい書き方も出ています。
令和3年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)【No.17】の選択肢3(公表正答は選択肢4)
「飲料用給水タンクのオーバーフロー管には、排水トラップを設けてはならない。」
同じ論点が、前期では「設けてはならない」という正しい肢、後期では「設ける」という誤りの肢として並んでいます。
| オーバーフロー管の書かれ方 | 扱い | 出所 |
|---|---|---|
| 排水トラップを設けてはならない | 正しい | 令和3年度2級(前期)【No.17】選択肢3 |
| トラップを設け、虫の侵入を防止する | 誤り | 令和3年度2級(後期)【No.17】選択肢4 |
飲料用タンクの扱いは、同じ問の他の肢にまとまっています。
令和3年度 2級(後期)【No.17】の選択肢1・選択肢2・選択肢3(公表正答は選択肢4)
選択肢1=「水道直結直圧方式を採用する場合は、夏季等の水圧が低くなる時期の本管水圧で決定する。」
選択肢2=「飲料用給水タンクは、保守点検及び清掃を考慮し、容量に応じて2槽分割等にする。」
選択肢3=「飲料用給水タンクの上部には、原則として、飲料水以外の配管を設けてはならない。」
タンクの上部に飲料水以外の配管を設けないのも、オーバーフロー管にトラップを設けないのも、汚れた水や空気をタンクへ近づけないための決まりです。
飲料用タンクの構造は飲料用タンクの構造とは?遮光性・マンホールと貯湯タンクで扱っています。
飲料用タンクのオーバーフロー管に、トラップを設けてよいか。
設けてはいけません。令和3年度2級(前期)【No.17】の選択肢3「飲料用給水タンクのオーバーフロー管には、排水トラップを設けてはならない」が正しい肢です。同年度の後期【No.17】では「トラップを設け、虫の侵入を防止する」が適当でないものとされました。
飲料用給水タンクの上部には、何を設けてはならないか。
飲料水以外の配管です。令和3年度2級(後期)【No.17】の選択肢3「飲料用給水タンクの上部には、原則として、飲料水以外の配管を設けてはならない」が正しい肢とされています。
飲料用給水タンクを2槽分割等にするのは、何のためか。
保守点検および清掃を考慮するためです。令和3年度2級(後期)【No.17】の選択肢2が、この記述で正しい肢とされています。
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タンクまわりの決まりは飲料用かどうかで扱いが変わります。ここでは同じ試験で公表された正答肢を根拠にしています。
この問で問われた語を、年度をまたいで整理しています。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月