令和7年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)【No.18】は、給湯設備に関する問題です。4つの記述のうち、適当でないものを1つ選びます。
誤りは選択肢3です。
水中の気泡が発生しやすくなる条件を、水温と圧力の2つで書いた肢です。公表正答では、この書き方が適当でないものとされました。
残る3つは、いずれも過去問に同じ内容の正しい肢があります。
※ このページに問題文そのものは載せていません。一般財団法人 全国建設研修センターの試験問題および正答肢のページには、2026年8月時点で令和7年度と令和8年度が掲載されています。
正解:選択肢3
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(適当) | 湯温を保つために循環させます |
| 2 | ○(適当) | 逃し管は圧力の上昇を防ぎます |
| 3 | ×(適当でない) | 公表正答で誤りとされています |
| 4 | ○(適当) | 凝縮潜熱を回収する機器です |
選択肢3が誤りである根拠として示せるのは、令和7年度の公表正答が(3)であることです。気泡の発生しやすさを水温と圧力でどう書けば正しくなるかを述べた肢は、ここまでの過去問には見当たりませんでした。
ただし、給湯配管の中で気泡が発生すること自体は、正しい肢として出ています。
令和3年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)【No.51】の選択肢1(公表正答は選択肢2と選択肢4)
「給湯用の横引き配管には、勾配を設け、管内に発生した気泡を排出する。」
気泡がたまると湯が流れにくくなるため、勾配を付けて外へ逃がします。給湯設備では、気泡と圧力の扱いがいつも対で出てきます。
選択肢2の逃し管も、圧力を逃がすためのものです。
令和4年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(後期)【No.18】の選択肢3(公表正答は選択肢4)
「逃し管は、加熱による水の膨張で装置内の圧力が異常に上昇しないように設ける。」
令和6年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(後期)【No.18】の選択肢2(公表正答は選択肢3)
「中央給湯方式の膨張タンクは、装置内の圧力が水の膨張により異常に上昇しないように設ける。」
| 安全装置 | 何のために設けるか |
|---|---|
| 逃し管 | 加熱による水の膨張で装置内の圧力が異常に上昇しないようにする |
| 膨張タンク | 同じく圧力の異常上昇を防ぐ。中央給湯方式で用いる |
選択肢4の潜熱回収型も、ほぼ同じ文が正しい肢になっています。
令和3年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(後期)【No.18】の選択肢1(公表正答は選択肢4)
「潜熱回収型給湯器は、燃焼排ガス中の水蒸気の凝縮潜熱を回収することで、熱効率を向上させている。」
回収するのは、排ガスに含まれる水蒸気が凝縮するときの潜熱です。
中央式の給湯は貯湯タンクの湯温は何℃以上か?中央式給湯設備の読み分けで扱っています。
逃し管は、何のために設けるか。
加熱による水の膨張で装置内の圧力が異常に上昇しないようにするためです。令和4年度2級(後期)【No.18】の選択肢3が、この記述で正しい肢とされています。中央給湯方式の膨張タンクも同じ目的です。
潜熱回収型給湯器は、何を回収しているか。
燃焼排ガス中の水蒸気の凝縮潜熱です。令和3年度2級(後期)【No.18】の選択肢1が、この記述で正しい肢とされています。令和6年度2級(後期)【No.18】の選択肢1には、潜熱回収時の凝縮水を中和処理する装置が組み込まれているという記述もあります。
給湯用の横引き配管に勾配を設けるのは、何のためか。
管内に発生した気泡を排出するためです。令和3年度2級(前期)【No.51】の選択肢1が、この記述で正しい肢とされています。
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選択肢3の判定は令和7年度の公表正答によります。気泡の発生条件を述べた正しい肢は、ここで確認した年度の問題には見当たりませんでした。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月