令和7年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)【No.19】は、排水・通気設備に関する問題です。4つの記述のうち、適当でないものを1つ選びます。
誤りは選択肢1です。
2分の1という数字が出てくるのは、ループ通気管や各個通気管の管径です。伸頂通気管は、排水立て管の上部をそのまま延長したものです。
選択肢1は、ほかの通気管に付く2分の1の規定を、伸頂通気管に当てはめています。
※ このページに問題文そのものは載せていません。一般財団法人 全国建設研修センターの試験問題および正答肢のページには、2026年8月時点で令和7年度と令和8年度が掲載されています。
正解:選択肢1
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ×(適当でない) | 伸頂通気管は立て管の延長です |
| 2 | ○(適当) | この2つの方法があります |
| 3 | ○(適当) | 床下での接続はしてはならないです |
| 4 | ○(適当) | トラップの下流側から取り出します |
まず、伸頂通気管が何かを押さえます。
令和4年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)【No.19】の選択肢3(公表正答は選択肢4)
「伸頂通気管は、排水立管の上部を通気管として延長し大気中に開口する。」
立て管の上部をそのまま延ばしたものですから、細くしてよいかどうかを比べる相手がありません。
では、2分の1という数字はどこに出てくるのか。1級の問題にまとまっています。
令和3年度 1級管工事施工管理技術検定 第一次検定 試験問題A【No.33】の選択肢1・選択肢3・選択肢4(公表正答は選択肢2)
選択肢1=「ループ通気管の管径は、排水横枝管と通気立て管とのうち、いずれか小さいほうの管径の1/2より小さくしてはならない。」
選択肢3=「排水横枝管の逃がし通気管の管径は、それを接続する排水横枝管の管径の1/2より小さくしてはならない。」
選択肢4=「各個通気管の管径は、それが接続される排水管の管径の1/2より小さくしてはならない。」
| 通気管の種類 | 管径についての書かれ方 |
|---|---|
| ループ通気管 | 排水横枝管と通気立て管のうち小さいほうの1/2より小さくしてはならない |
| 排水横枝管の逃がし通気管 | 接続する排水横枝管の1/2より小さくしてはならない |
| 各個通気管 | 接続される排水管の1/2より小さくしてはならない |
| 伸頂通気管 | 排水立て管の上部をそのまま延長したもの |
1/2が付くのは、排水管から枝分かれして立ち上げる通気管のほうです。本問の選択肢1は、その規定を伸頂通気管に持ち込んでいます。
選択肢4は、別の年度に正しい肢としてそのまま出ています。
令和4年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(後期)【No.20】の選択肢3(公表正答は選択肢4)
「各個通気管は、器具のトラップ下流側の排水管より取り出す。」
通気管の管径は通気管の管径は何の2分の1か?比べる相手が肢ごとに違うで扱っています。
伸頂通気管とは何か。
排水立て管の上部を通気管として延長し、大気中に開口したものです。令和4年度2級(前期)【No.19】の選択肢3が、この記述で正しい肢とされています。
管径を2分の1より小さくしてはならないとされるのは、どの通気管か。
ループ通気管、排水横枝管の逃がし通気管、各個通気管です。令和3年度1級 試験問題A【No.33】の選択肢1・選択肢3・選択肢4が、いずれも正しい肢とされています。
各個通気管は、排水管のどこから取り出すか。
器具トラップの下流側です。令和4年度2級(後期)【No.20】の選択肢3「各個通気管は、器具のトラップ下流側の排水管より取り出す」が正しい肢とされています。
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伸頂通気管の管径を排水立て管とどう比べるかを直接述べた正しい肢は、ここで確認した年度の問題には見当たりませんでした。選択肢1の判定は令和7年度の公表正答によります。
この問で問われた語を、年度をまたいで整理しています。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月