令和7年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(後期)問11は、コールドドラフト対策について問う問題です。4つの記述のうち、適当でないものを1つ選びます。
誤りは選択肢2です。放熱器を置く場所が逆です。
コールドドラフトは、冷えた窓や外壁のそばで空気が冷やされて起きます。放熱器はその冷える面の側に置きます。
同じ内容が、令和4年度の前期でも誤りとされています。そのときは「自然対流形の放熱器は、できるだけ内壁側に設置する」という書き方でした。
※ このページに問題文そのものは載せていません。一般財団法人 全国建設研修センターの試験問題および正答肢のページには、2026年8月時点で令和7年度と令和8年度が掲載されています。
正解:選択肢2
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(適当) | 外壁の熱損失を減らすと冷える面が弱まります |
| 2 | ×(適当でない) | 令和4年度の前期でも内壁側に置く記述が誤りでした |
| 3 | ○(適当) | 温風暖房では送風量を多くします |
| 4 | ○(適当) | 気密にして隙間風を減らします |
この記述は、3年前にも誤りとして出ています。
令和4年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)問11の公表正答(選択肢4)
設問は「コールドドラフトの防止に関する記述のうち、適当でないものはどれか」で、「自然対流形の放熱器は、できるだけ内壁側に設置する」が適当でないものとされています。
「内壁側」と「インテリア側」は同じことを指しています。2つの年度とも、この向きが選ぶ側でした。
残る3つも、同じ年度に対応する肢があります。
| 令和7年度後期の肢 | 令和4年度前期の対応する肢 |
|---|---|
| 外壁からの熱損失を減らす(選択肢1) | 外壁面の熱通過率を小さくする(選択肢2・正しい肢) |
| 気密にして隙間風を減らす(選択肢4) | 外壁に面する建具の気密性を高める(選択肢1・正しい肢) |
| 温風暖房で送風量を多くする(選択肢3) | 対応する肢はありません |
令和4年度には、窓面からの熱損失を減らすため二重ガラスを使うという肢もありました。いずれも、冷える面をつくらない向きの対策です。
放熱器の話だけが、冷える面をどう補うかという別の切り口です。
窓や外壁が冷えるしくみは断熱材の室内側に何を設けるのか?表面結露と内部結露の読み分けで扱っています。
コールドドラフト対策として、放熱器をインテリア側に設置してよいか。
適当ではありません。令和7年度2級(後期)問11の選択肢2と、令和4年度2級(前期)問11の選択肢4(内壁側に設置する)が、どちらも適当でないものとされています。
外壁まわりで行うコールドドラフト対策には、どんなものがあるか。
外壁からの熱損失を減らすこと、建具の気密性を高めて隙間風を減らすことです。令和4年度2級(前期)問11では、外壁面の熱通過率を小さくすること、窓面に二重ガラスを使うことも正しい肢とされています。
温風暖房でのコールドドラフト対策は何か。
送風量をできるだけ多くすることです。令和7年度2級(後期)問11の選択肢3が、これを正しい肢としています。
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放熱器の設置位置は、建物の条件で扱いが変わることがあります。ここでの正誤は試験の公表正答によるものです。
この問で問われた語を、年度をまたいで整理しています。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月