令和7年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(後期)問12は、パッケージ形空気調和機について問う問題です。4つの記述のうち、適当でないものを1つ選びます。
誤りは選択肢2です。制限がないと書いています。
屋内機と屋外機の高低差は、冷暖房能力に影響します。令和3年度の後期では、影響しないとした記述が誤りとされています。
能力が変わる要素として、高低差のほかに外気温度と冷媒管長も挙げられています。配管の引き回しが、そのまま性能に効いてきます。
※ このページに問題文そのものは載せていません。一般財団法人 全国建設研修センターの試験問題および正答肢のページには、2026年8月時点で令和7年度と令和8年度が掲載されています。
正解:選択肢2
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(適当) | インバーター制御には高調波対策が要ります |
| 2 | ×(適当でない) | 高低差は能力に影響します |
| 3 | ○(適当) | 高圧ガス保安法の適用を受ける場合があります |
| 4 | ○(適当) | 圧縮機はロータリー形・スクロール形が多く使われます |
高低差が能力に効くことは、別の年度で示されています。
令和3年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(後期)問12の公表正答(選択肢3)
「冷暖房能力は、外気温度、冷媒管長、屋外機と屋内機の設置高低差等により変化しない」という記述が、適当でないものとして出されています。
この年度は「変化しない」が誤りとされました。つまり、高低差によって冷暖房能力は変わります。
| 年度 | 高低差についての書き方 |
|---|---|
| 令和3年度(後期) | 能力は高低差等により変化しない → 誤り |
| 令和7年度(後期) | 高低差の制限はない → 誤り |
2つの年度で書き方は違いますが、どちらも高低差を軽く見た記述が選ぶ側でした。能力に効くものに制限がない、とはなりません。
選択肢1も、同じ年度に対応する肢があります。
令和3年度 2級(後期)問12の選択肢2(正しい肢)
「インバーター制御のものは、高調波対策を考慮する必要がある」
令和7年度の選択肢1は、これに「リアクトルの設置等による」という手段を足した形です。対策が要るという点は同じです。
パッケージ形の性能は除霜運転はどのサイクルに切り替えるのか?ヒートポンプの読み分けで扱っています。
空冷式パッケージ形空気調和機で、屋内機と屋外機の高低差に制限はないか。
制限はないとした記述は誤りです。令和7年度2級(後期)問12は、これを適当でないものとしています。令和3年度2級(後期)問12では、冷暖房能力が高低差等により変化しないとした記述が誤りとされており、高低差は能力に影響します。
パッケージ形空気調和機の冷暖房能力は、何によって変わるか。
外気温度、冷媒管長、屋外機と屋内機の設置高低差などです。令和3年度2級(後期)問12で、これらにより変化しないとした記述が適当でないものとされています。
インバーター制御のパッケージ形空気調和機で、考えることは何か。
高調波対策です。令和3年度2級(後期)問12の選択肢2が、これを正しい肢としています。令和7年度2級(後期)問12では、リアクトルの設置等による対策として出ています。
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高低差や冷媒管長の許容値は、機種によって変わります。ここでの正誤は試験の公表正答によるものです。
この問で問われた語を、年度をまたいで整理しています。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月