令和7年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(後期)問10は、ポンプと水槽の自動制御について問う問題です。4つの記述のうち、適当でないものを1つ選びます。
誤りは選択肢4です。受水タンクの電極棒の役割が違います。
同じ受水タンクの電極棒でも、選択肢3の空転防止と選択肢4の発停では意味が変わります。水が減ったときに止めるのと、運転の開始と停止を決めるのは別の話です。
電極棒そのものは、受水タンクの水位を見るのに使います。令和7年度の前期では「電極棒 ── 受水タンクの水位制御」が正しい組合せとされています。
※ このページに問題文そのものは載せていません。一般財団法人 全国建設研修センターの試験問題および正答肢のページには、2026年8月時点で令和7年度と令和8年度が掲載されています。
正解:選択肢4
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(適当) | 排水槽が減水したら空転防止で止めます |
| 2 | ○(適当) | 排水槽は満水時に警報を出します |
| 3 | ○(適当) | 受水タンクが減水したら空転防止で止めます |
| 4 | ×(適当でない) | 受水タンクの電極棒は発停信号を出す相手ではありません |
まず、電極棒が何を見る部品かを確かめます。
令和7年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)問25の選択肢1(正しい組合せ)
設問は「設備系の制御に用いられる『機器』と『制御対象』の組合せのうち、適当でないものはどれか」で、「電極棒 ── 受水タンクの水位制御」は正しい組合せとされています。この年度の公表正答は選択肢4(フロートスイッチ ── 加湿器の二位置制御)です。
電極棒が受水タンクの水位を見ること自体は、正しいものとして出ています。問われているのは、その信号を何に使うかです。
| 受水タンクの水位で行うこと | 令和7年度後期での扱い |
|---|---|
| 減水したら止める(空転防止) | 選択肢3。正しい肢 |
| 発停信号を受けて自動運転する | 選択肢4。適当でないもの |
2つの肢は同じ「受水タンクの電極棒」を出していますが、扱いが分かれています。減水で止めるのは正しく、運転の開始と停止をそれで決めるのは誤りです。
選択肢1と選択肢2は、排水側の同じ考え方です。
排水槽では、水が減れば空転防止で止め、あふれそうなら警報を出します。止める向きと知らせる向きの2つがそろっています。
揚水ポンプは揚水用ポンプとは?飲料水系の材質と給水ポンプユニットで扱っています。
揚水ポンプを、受水タンクの電極棒からの発停信号で自動運転してよいか。
適当ではありません。令和7年度2級(後期)問10は、この記述を適当でないものとしています。同じ問の選択肢3では、受水タンクの減水時に空転防止を行うことが正しい肢とされています。
電極棒は、何を制御する機器として出題されているか。
受水タンクの水位制御です。令和7年度2級(前期)問25で、「電極棒 ── 受水タンクの水位制御」が正しい組合せとされています。
排水槽の自動制御では、減水時と満水時に何を行うか。
減水時は排水ポンプの空転防止、満水時は警報の発報です。令和7年度2級(後期)問10の選択肢1と2が、いずれも正しい肢とされています。
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自動制御の構成は、システムの組み方で変わることがあります。ここでの正誤は試験の公表正答によるものです。
この問で問われた語を、年度をまたいで整理しています。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月