令和7年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(後期)問9は、空気清浄装置について問う問題です。4つの記述のうち、適当でないものを1つ選びます。
誤りは選択肢2です。静電式が除くものが違います。
静電式は、高電圧で粉じんを帯電させて集める装置です。有害ガスや臭気を相手にするものではありません。
ほかの3つは、いずれも粉じんの集め方を述べています。ろ過式は繊維で受け止め、衝突粘着式は粘着剤に付けます。
※ このページに問題文そのものは載せていません。一般財団法人 全国建設研修センターの試験問題および正答肢のページには、2026年8月時点で令和7年度と令和8年度が掲載されています。
正解:選択肢2
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(適当) | ろ過式は繊維の多孔質空間で粉じんを捕らえます |
| 2 | ×(適当でない) | 静電式が扱うのは粉じんです |
| 3 | ○(適当) | 折り込んでろ過面積を広げると圧力損失が下がります |
| 4 | ○(適当) | 衝突粘着式は粘着剤に付着させます |
静電式が何をする装置かは、別の年度に書かれています。
令和3年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(後期)問10の選択肢4(正しい肢)
「静電式は、高電圧を使って粉じんを帯電させて除去する」は、正しい肢とされています。この年度の公表正答は選択肢3です。
帯電させて集めるのは粉じんです。有害ガスや臭気は、粒ではなく気体なので、この方法では集まりません。
| 方式 | 集め方 | 相手 |
|---|---|---|
| ろ過式 | 繊維などの多孔質空間を通す | 粉じん |
| 静電式 | 高電圧で帯電させる | 粉じん |
| 衝突粘着式 | 粘着剤を塗った金網などに当てる | 粉じん |
3つとも粉じんが相手です。選択肢2だけが、扱うものを有害ガスや臭気に置き換えています。
粉じん用ではない方式も、別の年度に出ています。
令和4年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)問10の公表正答(選択肢3)
「活性炭などを使用した化学吸着式は、粉じんの除去に使用される」という記述が、適当でないものとして出されています。同問の選択肢4「静電式は、一般空調用に使用される」は正しい肢です。
活性炭を使う化学吸着式は、粉じんを相手にする方式ではありません。粉じんを集める方式と、それ以外を扱う方式が別に用意されています。
選択肢3の圧力損失も、同じ年度の肢から向きが読めます。
令和3年度 2級(後期)問10の公表正答(選択肢3)
「ろ過式のろ材には、粉じん保持容量が大きく、空気抵抗が大きいことが求められる」という記述が、適当でないものとして出されています。
空気抵抗が大きいことは、求められる性質ではありません。折込み形がろ過面積を広げているのは、この抵抗を下げるためです。
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静電式の空気清浄装置は、有害ガスや臭気を除去できるか。
できません。静電式は高電圧で粉じんを帯電させて集める装置です。令和7年度2級(後期)問9は、有害ガスや臭気を除去できるとした記述を適当でないものとしています。
静電式は、どうやって粉じんを集めるか。
高電圧を使って粉じんを帯電させて除去します。令和3年度2級(後期)問10の選択肢4が、この内容を正しい肢としています。
ろ過式のろ材に求められる空気抵抗は、大きいほうか小さいほうか。
小さいほうです。令和3年度2級(後期)問10では、「空気抵抗が大きいことが求められる」という記述が適当でないものとされています。
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空気清浄装置の分類は、資料によって呼び方が変わることがあります。ここでの正誤は試験の公表正答によるものです。
この問で問われた語を、年度をまたいで整理しています。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月