令和7年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(後期)問17は、給水設備について問う問題です。4つの記述のうち、適当でないものを1つ選びます。
誤りは選択肢2です。圧力変動の大小が逆です。
高置タンク方式は、タンクの高さで給水圧力が決まります。使う量が増えても、水面の高さはあまり変わりません。
この問は、令和6年度の後期と3つの選択肢がそのまま同じです。誤りとされた記述も同じ選択肢2でした。
※ このページに問題文そのものは載せていません。一般財団法人 全国建設研修センターの試験問題および正答肢のページには、2026年8月時点で令和7年度と令和8年度が掲載されています。
正解:選択肢2
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(適当) | マンホールは内径60cm以上です |
| 2 | ×(適当でない) | 令和6年度の後期でも同じ文が誤りでした |
| 3 | ○(適当) | 直結増圧のほうが吐出し量が大きくなります |
| 4 | ○(適当) | クロスコネクションは直接接続されることです |
この問は、1年前とほとんど同じ形です。
令和6年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(後期)問17の公表正答(選択肢2)
「高置タンク方式は、他の給水方式に比べ、給水圧力の変動が大きくなる」が、適当でないものとされています。同問の選択肢3「水道直結増圧方式は、高置タンク方式に比べ、一般的に、ポンプの吐出し量が大きくなる」と選択肢4「クロスコネクションとは、飲料水系統とその他の系統が、配管・装置により直接接続されることをいう」は、いずれも正しい肢です。
令和7年度の選択肢2・3・4は、この年度と同じ文です。違うのは選択肢1だけで、令和6年度は受水タンクのオーバーフロー管についてでした。
さらに古い年度にも、同じ向きの記述があります。
令和3年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)問17の公表正答(選択肢4)
「高置タンク方式は、他の給水方式に比べ、給水圧力の変動が大きい」が、適当でないものとされています。末尾が「大きい」で、令和6年度・令和7年度の「大きくなる」とほぼ同じ文です。
3つの年度で、同じ向きの記述が選ぶ側になっています。高置タンク方式と圧力変動の組合せが出たら、この形を思い出せます。
高置タンク方式で圧力が安定するのは、水面の高さで決まるからです。
| 方式 | 給水圧力を決めるもの | 圧力の変わりやすさ |
|---|---|---|
| 高置タンク方式 | タンク水面までの高さ | 水面の高さはあまり動きません |
| ポンプで押し上げる方式 | ポンプの運転状態 | 使う量の増減が圧力に出ます |
なお、この選択肢は「他の給水方式に比べ」と書くだけで、比べる相手を1つに絞っていません。相手が特定されていない比較の文は、読むときに注意が要ります。
選択肢3は、比べる相手がはっきり書かれています。
水道直結増圧方式は、受水タンクを置かないぶん、ピークの水量をポンプで直接まかないます。高置タンク方式より吐出し量が大きくなる向きです。
飲料用タンクの決まりは飲料用タンクの構造とは?遮光性・マンホールと貯湯タンクで扱っています。
高置タンク方式は、給水圧力の変動が大きいか小さいか。
小さいほうです。令和7年度2級(後期)問17と令和6年度の同問17で、どちらも「変動が大きくなる」とした記述が適当でないものとされています。給水圧力はタンク水面までの高さで決まります。
クロスコネクションとは何か。
飲料水系統とその他の系統が、配管・装置により直接接続されることです。令和6年度2級(後期)問17の選択肢4が、この内容を正しい肢としています。
水道直結増圧方式と高置タンク方式では、ポンプの吐出し量はどちらが大きいか。
水道直結増圧方式です。令和7年度と令和6年度の2級(後期)問17で、いずれも正しい肢とされています。
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給水方式の選定は、建物の規模や水道事業者の基準で変わることがあります。ここでの正誤は試験の公表正答によるものです。
この問で問われた語を、年度をまたいで整理しています。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月