管工事施工管理技士 独学ガイド

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SCは過負荷欠相継電器か?電気設備の記号の読み分け

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電気の記号が並ぶ問題は毎回捨てています。

どこを見れば切れるのか知りたいです。

この記事の要点

SCを過負荷欠相継電器とした令和5年度の組合せは誤りです。

ELCBを配線用遮断器とした令和4年度の組合せも誤りでした。

2年度とも誤りの位置は(4)で、記号も名称も実在するものが置かれています。

2級の第一次検定では【No.5】が記号と名称の組合せの枠になります。

2年度の肢を並べます。

電気設備の記号と名称の組合せの出題を並べた図。左は誤りとして出された組合せで、令和5年度2級後期の第一次検定 No.5の肢4がSCと過負荷欠相継電器の組合せで公表正答4の誤り、令和4年度2級の同No.5の肢4がELCBと配線用遮断器の組合せで公表正答4の誤り。2年度に共通する形として、記号も名称も実在するものが置かれており、合っていないのは記号と名称の対応だけで、どちらの年度も最後の4が誤りの位置であること。右は正しい組合せとして出たもので、令和5年度後期はFとヒューズ、FEPと波付硬質合成樹脂管、VTと計器用変圧器の3つ、令和4年度はEM-IEと600V耐燃性ポリエチレン絶縁電線、PFと合成樹脂製可とう電線管、MCと電磁接触器の3つで、電線管はFEPとPFが別々の年度に出ていること。下はこの枠の解き方で、名称の側だけを読んでも切れず記号が何の頭文字かと照らす必要があること、2級の第一次検定ではNo.5がこの組合せの枠になっていること。
左が誤りの組合せ、右が正しい組合せ。下が解き方。

令和5年度はどの組合せが誤りだったのか

SCと過負荷欠相継電器です。

令和5年度 2級 第一次検定(後期)【No.5】(4)(誤りの組合せ)

SC 過負荷欠相継電器

令和5年度の公表正答は(4)です。SCと過負荷欠相継電器の対応が誤りと確定します。

名称そのものは実在します。過負荷欠相継電器という語は正しく置かれています。

令和4年度はどの組合せが誤りだったのか

ELCBと配線用遮断器です。

令和4年度 2級 第一次検定【No.5】(4)(誤りの組合せ)

ELCB 配線用遮断器

令和4年度の公表正答も(4)です。ELCBと配線用遮断器の対応が誤りと確定します。

誤りの位置が2年度とも同じです。最後の(4)に置かれていました。

記号 出題での名称 扱い
F ヒューズ 正しい
FEP 波付硬質合成樹脂管 正しい
VT 計器用変圧器 正しい
SC 過負荷欠相継電器 誤り
PF 合成樹脂製可とう電線管 正しい
MC 電磁接触器 正しい
ELCB 配線用遮断器 誤り

まちがえやすいポイント

記号も名称も、どちらも実在するものが並んでいます。

名称の側だけを読んでも正誤は決まりません。記号が何の頭文字かと照らして、対応が合っているかを見ます。

位置にも傾向があります。2年度とも(4)が誤りの肢でした。

正しい組合せはどれか

令和5年度は3つとも正しい肢です。

令和5年度 2級 第一次検定(後期)【No.5】(1)(2)(3)(いずれも正しい組合せ)

F ヒューズ

FEP 波付硬質合成樹脂管

VT 計器用変圧器

電線管が1つ入っています。FEPが波付硬質合成樹脂管です。

計器用の変圧器も出ます。VTが計器用変圧器です。

令和4年度の正しい組合せは何か

電線と電線管と接触器です。

令和4年度 2級 第一次検定【No.5】(1)(2)(3)(いずれも正しい組合せ)

EM-IE 600 V 耐燃性ポリエチレン絶縁電線

PF 合成樹脂製可とう電線管

MC 電磁接触器

電線管が別の記号で出ています。PFが合成樹脂製可とう電線管です。

2年度を並べると電線管が2つあります。FEPとPFが別々の年度に置かれました。

電気設備の用語は電気設備の読み分けでも扱っています。

電動機の保護はどこで出るのか

三相誘導電動機の側にも欠相の話があります。

令和5年度 2級 第一次検定(後期)【No.5】(4)(誤りの組合せ)

SC 過負荷欠相継電器

この名称は電動機を守る機器です。過負荷欠相の両方を見ます。

三相誘導電動機の扱いは三相誘導電動機の読み分けで整理しています。

理解度チェック

Q.

「SC 過負荷欠相継電器」の組合せは正しいか。

誤りです。令和5年度2級(後期)の公表正答はこの肢でした。

Q.

「ELCB 配線用遮断器」の組合せは正しいか。

誤りです。令和4年度2級の公表正答はこの肢でした。

Q.

FEPは何の記号と出題されたか。

波付硬質合成樹脂管です。正しい組合せとして出ています。

Q.

PFとMCはそれぞれ何の記号と出題されたか。

PFが合成樹脂製可とう電線管、MCが電磁接触器です。

Q.

VTは何の記号と出題されたか。

計器用変圧器です。

まとめ

  • SCと過負荷欠相継電器の組合せは誤り。
  • ELCBと配線用遮断器の組合せも誤り。
  • 2年度とも公表正答は(4)
  • Fはヒューズ、VTは計器用変圧器。
  • FEPは波付硬質合成樹脂管。
  • PFは合成樹脂製可とう電線管
  • MCは電磁接触器。

出題の言い回しは年度によって変わります。個別の判断は最新の試験問題と公表正答を確認してください。

あわせて読む

この科目の過去問はどこにあるか

級ごとに分けています。1級 機械工学2級 機械工学を見てください。

参考資料

  • 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(後期)【No.5】(令和5年度)及び同年度の公表正答肢(一般財団法人全国建設研修センター。試験問題/正答肢のページ)。公表正答は(4)です。
  • 同 第一次検定【No.5】(令和4年度)。公表正答は(4)です。
  • ※ SCとELCBが本来どの機器を指すかを示す記述は、いずれの問題文にもありません。誤りとして出題された事実と、正しい組合せとして出た記号だけを記載しています。
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この記事を書いた人

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管工事施工管理技士の用語・過去問を、法令や公的な基準など一次資料にあたって整理しています。

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管工事施工管理技士の用語・条文・数値を、公表された過去問と一次資料にあたって整理しています。

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