令和8年度(前期)2級電気工事施工管理技士 第一次検定 No.8は、高圧架空配電線路に用いられる機材に関する問題です。この問題では、4つの機材のうち、最も不適当なものを選びます。
この問題は、その機材が電柱の上で使うものかどうかを問うものです。パッドマウント変圧器、高圧カットアウト、高圧耐張がいし、放電クランプの4つが並びます。
引っかけの核心は1点、どこに据え付ける機器かです。名前に「変圧器」と入っていても、架空とは限りません。
※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢1(最も不適当な機材)
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| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ×(不適当) | パッドマウント変圧器は地中配電で地上に据える箱形の変圧器 |
| 2 | ○(適当) | 高圧カットアウトは柱上変圧器の一次側に付ける開閉・保護器具 |
| 3 | ○(適当) | 高圧耐張がいしは、電線を引き留める箇所で張力を受けるがいし |
| 4 | ○(適当) | 放電クランプは、雷サージを逃がして電線やがいしの損傷を防ぐ |
2から4は電柱の上で見かける機材で、選択肢1だけが地上に置かれます。
パッドマウント変圧器は、地中に埋めたケーブルから受電し、コンクリートの基礎(パッド)の上に据える箱形の変圧器です。住宅地の歩道わきや敷地の隅に置かれている、金属の箱がこれにあたります。
地中配電は電柱を建てないので、変圧器を柱上に載せられません。そのぶんを地上で引き受けるのがこの機器です。つまり架空配電線路には出てきません。
残る3つは、いずれも電柱の上にあります。高圧カットアウトは柱上変圧器の一次側でヒューズを兼ねた開閉器、高圧耐張がいしは電線を引き留める箇所で張力を受け持つがいし、放電クランプは雷サージをがいしの外側で逃がす金具です。柱の上か、地面の上かで切り分けます。
パッドマウント変圧器はどこで使う機器か。
地中配電線路です。基礎の上に据える箱形の変圧器で、電柱の無い区間で柱上変圧器の代わりを務めます。
高圧カットアウトは何のために付けるか。
柱上変圧器の一次側に入れて、開閉と過電流の保護を行うためです。ヒューズを内蔵しています。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年9月