令和8年度(前期)2級電気工事施工管理技士 第一次検定 No.9は、照明に関する用語と単位の組合せに関する問題です。この問題では、4つの組合せのうち、不適当なものを選びます。
この問題は、照明の4つの量がそれぞれ何を測っているかを問うものです。光束、光束発散度、照度、輝度が並び、単位はlm・lm/m2・lx・cdの4つです。
引っかけの核心は1点、面積で割ってあるかどうかです。同じ光の量でも、面あたりで見るかどうかで単位が変わります。
※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢4(不適当な組合せ)
| 選択肢 | 用語/単位 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | 光束/lm | 光源が出す光の量そのもの。ルーメンで正しい |
| 2 | 光束発散度/lm/m2 | 面から出ていく光束を面積で割った量。正しい |
| 3 | 照度/lx | 面が受ける光束を面積で割った量。ルクスで正しい |
| 4 | 輝度/cd | 輝度はcd/m2。cdは光度の単位 |
面積で割る量が3つあり、割っていない選択肢4が答えです。
照明の量は、何を、どの向きから、どれだけの面積で見るかで名前が変わります。
まず光束は、光源が出す光の量そのもので単位はlm(ルーメン)です。これをある方向にどれだけ強く出しているかで見たのが光度で、単位がcd(カンデラ)になります。
輝度は、その光度を光っている面の面積で割った量です。同じ光度でも、小さな点から出ていればまぶしく、広い面から出ていれば柔らかく見えます。この見え方の差を表すので、単位はcd/m2となります。選択肢4はここをcdとしており、面積で割る操作が抜けています。
面が受ける側で見たのが照度(lx=lm/m2)、面から出ていく側で見たのが光束発散度(lm/m2)です。cdが出てきたら光度、cd/m2なら輝度と対で覚えます。
輝度の単位は何か。cdとの違いは。
輝度はcd/m2です。cdは光度の単位で、それを光っている面の面積で割ると輝度になります。
照度と光束発散度は何が違うか。
向きが違います。照度は面が受ける光束を面積で割った量、光束発散度は面から出ていく光束を面積で割った量です。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年9月