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令和7年度(前期)2級電気工事施工管理技士 No.53を解説、提出先は監督部長

令和7年度(前期)2級電気工事施工管理技士 第一次検定 No.53は、自家用電気工作物を設置する者が行う事故報告について、「電気事業法」上で誤っているものを選ぶ問題です。電気火災事故・感電死亡事故・記載内容・提出先の4点が並びます。

この問題のポイント

この問題は、報告書の提出先を覚えているかを問うものです。電気事業法にかかわる報告なので、提出先も電気の保安を所管するところになります。

引っかけの核心は、選択肢4の都道府県知事です。過去問では、正しい提出先が2度にわたって正しい肢として出ています。

※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢4(誤っているもの)

> この論点をやさしく解説:自家用電気工作物の事故報告とは?24時間以内と30日以内の期限を整理

> この論点をやさしく解説:事業用電気工作物と自家用電気工作物は何が違うのか?電気事業法の区分を条文で整理

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 正しい 工作物が半焼以上の電気火災事故は報告する
2 正しい 感電により人が死亡した事故は報告する
3 正しい 被害状況と防止対策を記載する
4 誤り 提出先は管轄する産業保安監督部長

誤っているのは選択肢4です。

選択肢4のポイント(ここが答え)

提出先は、1級で2度とも正しい肢として出ています。

平成27年度 1級 学科試験 No.83 選択肢3(正しい肢/正答は選択肢1)/平成30年度 1級 学科試験 No.83 選択肢3(正しい肢/正答は選択肢2)

報告書は,管轄する産業保安監督部長に提出しなければならない。

提出先は管轄する産業保安監督部長です。都道府県知事ではありません。産業保安監督部は経済産業省の地方機関で、電気の保安を所管しています。

選択肢3の記載内容も、同じ2つの設問に正しい肢として並んでいます。

平成27年度 1級 学科試験 No.83 選択肢4/平成30年度 1級 学科試験 No.83 選択肢4(いずれも正しい肢)

報告書には,被害状況と防止対策を記載しなければならない。

あわせて、報告の期限も押さえます。この2つの設問では期限の数値が入れ替えて出されました。

年度 期限の肢と判定
平成27年度 1級 「30日以内に報告書を提出」 → 正しい肢として残った
平成30年度 1級 「60日以内に報告書を提出」 → 不適当とされた

2つを並べると、報告書は事故を知った日から起算して30日以内だと決まります。60日と書いてあれば誤りです。

報告の対象になる事故は、選択肢1・2にあるように人の被害と設備の被害の両方にわたります。感電による死亡はもちろん、工作物が半焼以上になる電気火災も対象です。

覚え方

  • 事故報告の提出先は管轄する産業保安監督部長。都道府県知事ではない
  • 報告書は事故を知った日から30日以内。60日は誤り
  • 報告書には被害状況と防止対策を記載する

理解度チェック

Q.

自家用電気工作物の事故報告書は、誰に提出するか。

管轄する産業保安監督部長です。産業保安監督部は経済産業省の地方機関で、電気の保安を所管しています。

Q.

事故報告書の提出期限はいつまでか。

事故の発生を知った日から起算して30日以内です。60日と書かれていれば誤りになります。

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参考資料

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和7年度 2級電気工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)問題」「同 正答肢」
  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成27年度 1級電気工事施工管理技術検定 学科試験 問題」No.83「同 正答肢」
  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成30年度 1級電気工事施工管理技術検定 学科試験 問題」No.83「同 正答肢」
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