令和7年度 地質調査技士 現場技術・管理部門 No.47を解説、柱状図の標題欄
令和7年度 地質調査技士資格検定試験 現場技術・管理部門 No.47は、ボーリング柱状図の標題欄の記入要領に関する問題です。この問題では、4つの記述のうち最も不適当なものを1つ選びます。
この問題のポイント
ボーリング柱状図の標題欄には、その1本のボーリングを特定する情報を書きます。位置の情報がとくに問われます。
柱状図はその孔1本の記録なので、位置はボーリングの孔口(孔の口の位置)で表します。
引っかけの核心は1点、緯度・経度を敷地の中心位置とすることです。緯度・経度は敷地の中心ではなく、ボーリング孔口位置を記入します。
※ 問題文そのものは、一般社団法人 全国地質調査業協会連合会(全地連)が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢2(最も不適当な記述)
各選択肢の正誤
| 選択肢 | 記入要領 | 正誤 |
|---|---|---|
| 1 | 総削孔長は、削孔した全長を1/100m単位まで記入 | ○(正しい) |
| 2 | 緯度・経度は、敷地の中心位置を記入 | ×(誤り) 正答。緯度・経度は孔口位置を記入 |
| 3 | 調査位置は、孔口位置の地名を番地まで記入 | ○(正しい) |
| 4 | 調査名は、正式な業務名称を省略せず記入 | ○(正しい) |
選択肢1・3・4は、標題欄の記入要領として正しいです。選択肢2だけが、緯度・経度の基準の位置を取り違えています。
※ 問題番号と正解は、全地連が公開している過去問・正答で確認しています。
選択肢2のポイント(ここが誤り)
柱状図は、その1本のボーリングの記録です。だから位置の情報は、そのボーリングの孔口(孔の口の位置)で表します。
選択肢2は、緯度・経度を敷地の中心位置としています。敷地の中心ではなく、ボーリング孔口位置を記入します。選択肢3でも、調査位置は孔口位置の地名を番地まで記入するとしていて、位置の基準は孔口です。
選択肢2は、標題欄の記入要領として最も不適当です。柱状図の緯度・経度=ボーリング孔口位置、敷地の中心ではないと押さえます。
覚え方
- 柱状図の緯度・経度=ボーリング孔口位置(敷地の中心ではない)
- 柱状図はその孔1本の記録なので、位置は孔口で表す
- 調査位置も孔口位置の地名を番地まで記入する
- 敷地の中心位置に置き換えたら引っかけ
理解度チェック
問題:ボーリング柱状図の緯度・経度は、敷地の中心位置を記入する。
〇か×か。
答えを見る
答え:×
緯度・経度は、敷地の中心ではなくボーリング孔口位置を記入します。柱状図はその孔1本の記録だからです。
問題:柱状図の調査位置は、孔口位置の地名を番地まで記入する。
〇か×か。
答えを見る
答え:〇
調査位置は孔口位置の地名を番地まで記入します。緯度・経度も孔口位置が基準です。
出典・参考資料
- 一般社団法人 全国地質調査業協会連合会(全地連)「令和7年度 地質調査技士資格検定試験 現場技術・管理部門 試験問題」
- 全地連「ボーリング柱状図作成及びボーリングコア取扱い・保管要領(案)・同解説」(平成27年6月/標題欄の記入要領)。詳細は最新の要領で確認。
※ 各設問の「問われ方」と引っかけを自分の言葉でまとめています。
※ この記事の確認日:2026年7月