地質調査技士 独学ノート

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令和6年度 地質調査技士 現場技術・管理部門 No.57を解説、岩石の一軸圧縮試験

令和6年度 地質調査技士資格検定試験 現場技術・管理部門 No.57は、岩石の一軸圧縮試験(JGS 2521-2020)に関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、最も適当なものを1つ選びます。

この問題のポイント

岩石の一軸圧縮試験は、円柱状の供試体を上下方向だけ押して壊し、一軸圧縮強さや変形係数を求めます。

供試体の寸法・載荷の速さ・終了条件などに決まりがあります。

仕組みより、供試体の寸法が分かれ目になります。

引っかけの核心は1点、供試体の寸法です。直径は50〜100mmを標準とし、高さは直径の2倍が標準です。

※ 問題文そのものは、一般社団法人 全国地質調査業協会連合会(全地連)が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢1(最も適当な記述)

各選択肢の正誤

選択肢記述の要旨正誤
1供試体の直径は50〜100mmを標準とする○(正しい)
正答
2供試体の高さは直径の2.5倍以上とする×(誤り)。高さは直径の2倍が標準
3軸ひずみ速度を毎分1%とする×(誤り)。規定の速度と異なる
4軸圧縮力が最大値の2/3になったら終了する×(誤り)。規定の終了条件と異なる

選択肢1の供試体の直径は50〜100mmを標準とするが、岩石の一軸圧縮試験として最も適当です。高さを直径の2.5倍以上とするのは誤りで、高さは直径の2倍が標準です。

選択肢1が正しい理由

岩石の一軸圧縮試験では、供試体を円柱状に整形します。

直径は50〜100mmを標準とし、高さは直径の2倍を標準とします。

直径に対して高さを一定の比にそろえるのは、試験のたびに条件をそろえて結果を比べられるようにするためです。

選択肢2は高さを「直径の2.5倍以上」としており、標準の2倍と異なるため誤りです。

選択肢3の軸ひずみ速度や選択肢4の終了条件も、規定の数値と異なります。

寸法のうち、確実に押さえたいのは直径50〜100mm・高さは直径の2倍です。

選択肢1が最も適当な記述です。供試体は直径50〜100mm・高さは直径の2倍と押さえます。

覚え方

  • 岩石の一軸圧縮の供試体=直径50〜100mm・高さは直径の2倍
  • 高さを「直径の2.5倍以上」とするのは誤り(2倍が標準)
  • 一軸圧縮試験では一軸圧縮強さ・変形係数が得られる
  • 軸ひずみ速度や終了条件の数値は規定があるので最新基準で確認

理解度チェック

問題:岩石の一軸圧縮試験の供試体は、直径50〜100mm・高さは直径の2倍を標準とする。

〇か×か。

答えを見る

答え:

直径は50〜100mm、高さは直径の2倍が標準です。

問題:岩石の一軸圧縮試験の供試体の高さは、直径の2.5倍以上とする。

〇か×か。

答えを見る

答え:×

高さは直径の2倍が標準です。2.5倍以上ではありません。

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出典・参考資料

  • 一般社団法人 全国地質調査業協会連合会(全地連)「令和6年度 地質調査技士資格検定試験 現場技術・管理部門 試験問題」
  • JGS 2521 岩石の一軸圧縮試験方法(供試体の直径50〜100mm・高さは直径の2倍)。軸ひずみ速度・終了条件などの数値は最新の基準で確認。

※ 寸法以外の数値は最新の基準・テキストで確認してください。

地質調査技士 独学ノート 編集部

この記事を書いた人

地質調査技士 独学ノート 編集部

地質調査技士検定で過去に問われた用語・数値・調査手順を、地盤工学会の基準やJIS・国土交通省・環境省などの一次資料と、全地連の公式過去問に照らして整理しています。

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