地質調査技士 独学ノート

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火成岩・堆積岩・変成岩の違いは?岩石の3分類と火山岩・深成岩

ちしつモグラ

ちしつモグラ

岩石の3分類って何でできたかで分かれるの?火山岩と深成岩は何が違うの?

この記事の要点

  • 岩石は成因で3つに分かれる=火成岩・堆積岩・変成岩
  • 火成岩=マグマが固まった岩、堆積岩=堆積物が固まった岩、変成岩=既存の岩が熱・圧力で変化した岩
  • 火成岩はさらに、急に冷えた火山岩と、ゆっくり冷えた深成岩に分かれる。

岩石は、どうやってできたか(成因)によって、火成岩・堆積岩・変成岩の3つに大きく分けられます。地質調査技士でも基本として問われます。

岩石の分類ツリー。火成岩(火山岩・深成岩)・堆積岩・変成岩
岩石は成因で3つに分かれる。火成岩(マグマが固まる)はさらに、急に冷えた火山岩とゆっくり冷えた深成岩に分かれる。堆積岩は堆積物が固まり、変成岩は熱・圧力で変化した岩。

3つの分類

火成岩

マグマが冷えて固まった岩です。地殻でもっとも多い岩石で、冷え方の違いで火山岩と深成岩に分かれます。

堆積岩

砂や泥などの堆積物がたまり、固まってできた岩です。砂岩・泥岩・礫岩・石灰岩などがあります。

変成岩

もとからある岩が、地下の熱や圧力を受けて性質や組織が変化した岩です。片麻岩・結晶片岩・大理石などがあります。

岩石の3分類(早見表)

分類成因
火成岩マグマが冷えて固まる花崗岩・玄武岩・安山岩
堆積岩堆積物が固まる砂岩・泥岩・礫岩・石灰岩
変成岩熱・圧力で変化する片麻岩・結晶片岩・大理石

火山岩と深成岩の違い

火成岩は、マグマの冷え方で分かれます。

地表や浅いところで急に冷えたのが火山岩、地下深くでゆっくり冷えたのが深成岩です。

ゆっくり冷えた深成岩は結晶が大きく育ちます。

過去問での問われ方:岩石名の分類

岩石は代表的な岩石名がどの分類かを問う形で出ます(h28現場調査No.8ほか)。

引っかけは別の分類の岩石を混ぜることです。

火山岩は玄武岩・流紋岩・安山岩で、蛇紋岩は火山岩ではなく変成岩です。

「火山岩の例に蛇紋岩を挙げる」とするのは誤りです(h28のNo.8)。

深成岩(花崗岩など)と火山岩の取り違えも定番です。

年度をまたいだ問われ方は岩石分類の論点整理を参照してください。

あわせて整理:火山岩 と 深成岩

どちらも火成岩ですが、急冷=火山岩(流紋岩・安山岩・玄武岩)緩冷=深成岩(花崗岩など)です。冷える速さと結晶の大きさが逆にならないようにします。

理解度チェック

問題:堆積岩は、マグマが冷えて固まってできた岩石である。

〇か×か。

答えを見る

答え:×

それは火成岩です。堆積岩は砂や泥などの堆積物が固まってできた岩です。

問題:深成岩は、マグマが地下深くでゆっくり冷えてできた火成岩である。

〇か×か。

答えを見る

答え:

ゆっくり冷えるため結晶が大きく育ちます。急冷の火山岩と対になります。

火成岩=マグマ、堆積岩=堆積物、変成岩=熱・圧力。火山岩は急冷、深成岩は緩冷

ここが出題の中心です。

出典・参考資料

  • 岩石の分類(産総研 地質調査総合センター ほか:火成岩・堆積岩・変成岩の成因/火山岩・深成岩)
  • 全地連 地質調査技士検定試験(h28 現場調査部門 No.8 火山岩の名称 ほか)。出題番号・正答は全地連公開の過去問・正答番号で照合。

※ 用語の意味を自分の言葉で書いています。最新の基準で確認してください。

地質調査技士 独学ノート 編集部

この記事を書いた人

地質調査技士 独学ノート 編集部

地質調査技士検定で過去に問われた用語・数値・調査手順を、地盤工学会の基準やJIS・国土交通省・環境省などの一次資料と、全地連の公式過去問に照らして整理しています。

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