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令和7年度 2級(前期) 空調・換気 問14 を解説(汚染度の高い室は負圧に)

令和7年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)【No.14】は、換気設備に関する問題です。4つの記述のうち、適当でないものを1つ選びます。

この問題のポイント

誤りは選択肢3です。

汚染度の高い室は、周囲の室より圧力を低くします。高くすれば、汚染された空気が周囲の室へ押し出されてしまいます。

選択肢3は、この向きを逆に書いています。

※ このページに問題文そのものは載せていません。一般財団法人 全国建設研修センターの試験問題および正答肢のページには、2026年8月時点で令和7年度と令和8年度が掲載されています。

正解:選択肢3

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(適当) 外気の二酸化炭素濃度も考えます
2 ○(適当) 排気フードで換気量を低減できます
3 ×(適当でない) 周囲より低くします
4 ○(適当) 給気側と排気側の両方に送風機があります

選択肢3のポイント(ここが誤り)

まったく同じ主張が、別の年度で誤りとされています。

令和3年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)【No.14】の選択肢1(公表正答=この肢が適当でないもの)

「汚染度の高い室を換気する場合の室圧は、周囲の室より高くする。」

「高くする」が誤りとされているので、正しくは低くします。

室の性格 周囲との圧力
汚染度の高い室低くする(負圧)便所、汚染物質を扱う室
きれいに保ちたい室高くする(正圧)建具等からの空気の侵入を抑えたい室

便所を第三種として負圧にするのも、同じ考え方によります。

令和5年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)【No.13】の選択肢4(公表正答は選択肢3)

「便所は、室内の臭気を拡散させないよう、第三種機械換気方式とする。」

選択肢4の第一種は、両側に送風機がある方式です。

令和4年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(後期)【No.13】の選択肢2(公表正答は選択肢1)

「第一種機械換気方式は、給気側と排気側の両方に送風機を設ける方式である。」

給気側と排気側の両方を機械で動かせるので、室内圧を正圧にも負圧にも合わせられます。

選択肢2の排気フードも、ほぼ同じ文が正しい肢になっています。

令和5年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)【No.13】の選択肢1(公表正答は選択肢3)

「ガスコンロの換気は、所定の排気フードを設けることにより換気量を低減することができる。」

選択肢1も、別の年度に正しい肢として出ています。

令和4年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(後期)【No.14】の選択肢4(公表正答は選択肢3)

「外気を導入し居室の換気を行う場合は、外気の二酸化炭素濃度も考慮する。」

3つの方式の違いは機械換気の第一種・第二種・第三種とは?正圧になるのはどれかで扱っています。

覚え方

  • 汚染度の高い室は周囲より低い圧力にします
  • 「周囲の室より高くする」と書いてあったら誤りです
  • 第一種は給気側と排気側の両方に送風機があります
  • 所定の排気フードを設ければ換気量を低減できます
  • 居室の換気では外気の二酸化炭素濃度も考えます

理解度チェック

Q.

汚染度の高い室の室内圧は、周囲の室に対してどうするか。

低くします。令和3年度2級(前期)【No.14】で「汚染度の高い室を換気する場合の室圧は、周囲の室より高くする」が適当でないものとされています。便所を第三種機械換気方式として負圧にするのも同じ考え方です。

Q.

第一種機械換気方式は、どこに送風機を設けるか。

給気側と排気側の両方です。令和4年度2級(後期)【No.13】の選択肢2が、この記述で正しい肢とされています。両方を機械で動かせるため、室内圧を正圧にも負圧にも調整できます。

Q.

所定の排気フードを設けると、換気量はどうなるか。

低減できます。令和5年度2級(前期)【No.13】の選択肢1「ガスコンロの換気は、所定の排気フードを設けることにより換気量を低減することができる」が正しい肢です。

> 空調・換気のほかの論点は空調・換気のカテゴリにまとめています

室内圧の取り方は室の用途と隣接する室との関係で決まります。ここでは同じ試験で公表された正答肢を根拠にしています。

関連する用語

この問で問われた語を、年度をまたいで整理しています。

参考資料

  • 一般財団法人 全国建設研修センター「令和7年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)試験問題」および同センターが公表した正答肢(【No.14】=(3))/試験問題・正答肢
  • 同センター「令和3年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)試験問題」【No.14】選択肢1(公表正答(1))。
  • 同センター「令和5年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)試験問題」【No.13】選択肢1・選択肢4(公表正答(3))、同「令和4年度 2級(後期)」【No.13】選択肢2(公表正答(1))および【No.14】選択肢4(公表正答(3))。
  • ※ 問題文・選択肢は掲載していません。
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