令和7年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)【No.13】は、第三種機械換気方式に関する問題です。4つの室のうち、この方式を用いることが適当でないものを1つ選びます。
誤りは選択肢1です。
第三種機械換気方式では、室内が負圧になります。ところがボイラー室の換気は、燃焼用空気を送り込むことが目的のひとつです。
空気を入れたい室を負圧にする方式ですから、組み合わせが合いません。
※ このページに問題文そのものは載せていません。一般財団法人 全国建設研修センターの試験問題および正答肢のページには、2026年8月時点で令和7年度と令和8年度が掲載されています。
正解:選択肢1
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ×(適当でない) | 燃焼用空気を考慮する室です |
| 2 | ○(適当) | 書庫の要因は臭気です |
| 3 | ○(適当) | 便所は第三種と明記されています |
| 4 | ○(適当) | シャワー室の要因は湿気です |
まず、第三種がどういう方式かを押さえます。
令和4年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(後期)【No.13】の選択肢4(公表正答は選択肢1)
「第三種機械換気方式では、換気対象室内は負圧となる。」
次に、ボイラー室で何のために換気するかです。
令和6年度 1級管工事施工管理技術検定 第一次検定 試験問題A【No.23】の選択肢1(公表正答は選択肢3)
「ボイラー室の換気量は、室内発熱を除去するための換気量のほか、燃焼用空気量を考慮したものとする。」
令和5年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(後期)【No.13】の選択肢3(公表正答は選択肢1)
「換気の対象となる室」と「換気の必要な主な要因」の組合せを問う問題で、選択肢3は「ボイラー室」と「燃焼空気供給」の組合せです。関係のある組合せとして扱われています。
ボイラー室の換気は、熱を出すだけでなく空気を入れることも目的です。負圧にする第三種では、その空気が入ってきません。
| 室 | 換気の必要な主な要因 | 第三種でよいか |
|---|---|---|
| ボイラー室 | 燃焼空気供給 | 向かない |
| 書庫 | 臭気 | 排気すればよい |
| 便所 | 臭気 | 排気すればよい |
| シャワー室 | 湿気 | 排気すればよい |
書庫とシャワー室の要因も、同じ組合せの問に出ています。
同 令和5年度 2級(後期)【No.13】の選択肢2・選択肢4(公表正答は選択肢1)
選択肢2=「シャワー室」と「湿気」の組合せ
選択肢4=「書庫」と「臭気」の組合せ
どちらも関係のある組合せです。
便所については、方式まで書かれた肢があります。
令和5年度 2級(前期)【No.13】の選択肢4(公表正答は選択肢3)/令和6年度 2級(後期)【No.13】の選択肢4(公表正答は選択肢3)
令和5年度前期=「便所は、室内の臭気を拡散させないよう、第三種機械換気方式とする。」
令和6年度後期=「便所の換気は、臭気の拡散防止のため第三種機械換気方式とし室内を負圧とする。」
3つの方式の違いは機械換気の第一種・第二種・第三種とは?正圧になるのはどれかで扱っています。
第三種機械換気方式では、室内の圧力はどうなるか。
負圧になります。令和4年度2級(後期)【No.13】の選択肢4「第三種機械換気方式では、換気対象室内は負圧となる」が正しい肢とされています。
ボイラー室の換気量は、何を考えて決めるか。
室内発熱を除去するための換気量に加えて、燃焼用空気量を考慮します。令和6年度1級 試験問題A【No.23】の選択肢1が、この記述で正しい肢とされています。令和5年度2級(後期)【No.13】でも、ボイラー室の換気の主な要因は燃焼空気供給とされています。
便所の換気には、どの方式を用いるか。
第三種機械換気方式です。令和5年度2級(前期)【No.13】と令和6年度2級(後期)【No.13】のどちらにも、臭気を拡散させないため第三種として室内を負圧にする、という正しい肢があります。
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換気方式の選び方は室の用途と発生する汚染物質によって変わります。ここでは同じ試験で公表された正答肢を根拠にしています。
この問で問われた語を、年度をまたいで整理しています。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月