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令和7年度 2級(前期) 衛生設備 問15 を解説(浄水は送水の前)

令和7年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)【No.15】は、上水道の取水施設から配水施設までの流れについて問う問題です。4つのフローのうち、適当なものを1つ選びます。

この問題のポイント

正解は選択肢1です。

取水施設、導水施設、浄水施設、送水施設、配水施設の順になります。取り入れた原水を浄水施設まで運ぶのが導水施設で、きれいにした水を配水池まで運ぶのが送水施設です。

迷いやすいのは、導水と送水のどちらが浄水の前に来るかです。

※ このページに問題文そのものは載せていません。一般財団法人 全国建設研修センターの試験問題および正答肢のページには、2026年8月時点で令和7年度と令和8年度が掲載されています。

正解:選択肢1

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(適当) 導水のあとに浄水で正しい順です
2 × 送水と浄水が入れ替わっています
3 × 導水と送水が入れ替わっています
4 × 浄水がいちばん先に来ています

選択肢1のポイント(ここが正解)

同じ問題が、令和3年度にそのまま出ています。

令和3年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(後期)【No.15】(公表正答は選択肢1)

「上水道の取水施設から配水施設に至るまでのフローのうち、適当なものはどれか」で、選択肢1は「取水施設 → 導水施設 → 浄水施設 → 送水施設 → 配水施設」です。設問も4つの並び方も、本問と同じです。

順序を確かめる手がかりが、別の年度の誤りの肢にあります。

令和4年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(後期)【No.15】の選択肢2(公表正答=この肢が適当でないもの)

「送水施設は、取水施設にて取り入れた原水を浄水施設へ送る施設である。」

原水を浄水施設へ送る役目は、送水施設ではありません。それを担うのが導水施設で、だから導水が浄水の前に来ます。

施設 運ぶ水と役割
1取水施設水源から原水を取り入れ、粗いごみや砂を取り除く
2導水施設原水を浄水施設へ運ぶ
3浄水施設原水をきれいにする
4送水施設浄水を配水施設へ運ぶ
5配水施設需要家へ配る

取水施設の役割も、同じ問に正しい肢として出ています。

同 令和4年度 2級(後期)【No.15】の選択肢1・選択肢3(公表正答は選択肢2)

選択肢1=「取水施設は、河川、湖沼又は地下の水源より原水を取り入れ、粗いごみや砂を取り除く施設である。」
選択肢3=「着水井には、流入する原水の水位変動を安定させ、その量を調整することで、浄水施設での浄化処理を安定させる役割がある。」

着水井が浄水施設の手前で水位を安定させる、という記述も、導水が浄水の前に来ることを示しています。

配水管から先の話は給水配管の水圧はどこまで許されるのか?最低必要圧力と上限で扱っています。

覚え方

  • 順序は取水・導水・浄水・送水・配水です
  • 導水は原水を運び、送水は浄水を運びます
  • 「送水施設が原水を浄水施設へ送る」と書いてあったら誤りです
  • 取水施設では粗いごみや砂を取り除きます
  • 着水井は浄水施設の手前で水位を安定させます

理解度チェック

Q.

上水道の施設は、どの順に並ぶか。

取水施設、導水施設、浄水施設、送水施設、配水施設の順です。令和3年度2級(後期)【No.15】が同じ設問で、公表正答はこの並びの選択肢1です。

Q.

原水を浄水施設へ運ぶのは、どの施設か。

導水施設です。令和4年度2級(後期)【No.15】で「送水施設は、取水施設にて取り入れた原水を浄水施設へ送る施設である」が適当でないものとされています。送水施設が運ぶのは浄水のほうです。

Q.

取水施設では何を行うか。

河川、湖沼又は地下の水源から原水を取り入れ、粗いごみや砂を取り除きます。令和4年度2級(後期)【No.15】の選択肢1が、この記述で正しい肢とされています。

> 衛生設備のほかの論点は衛生設備のカテゴリにまとめています

水道施設の呼び方や区分は、事業体によって細かな違いがあります。ここでは同じ試験で公表された正答肢を根拠にしています。

参考資料

  • 一般財団法人 全国建設研修センター「令和7年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)試験問題」および同センターが公表した正答肢(【No.15】=(1))/試験問題・正答肢
  • 同センター「令和3年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(後期)試験問題」【No.15】(公表正答(1))。
  • 同センター「令和4年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(後期)試験問題」【No.15】選択肢1・選択肢2・選択肢3(公表正答(2))。
  • ※ 問題文・選択肢は掲載していません。
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