令和7年度 1級管工事施工管理技術検定 第一次検定 問題A【No.20】は、コージェネレーションシステムに関する問題です。4つの記述のうち、適当でないものを1つ選びます。
誤りは選択肢3です。燃料電池の発電効率について書かれた部分が引っかかります。
この論点は、過去にも出ています。令和5年度の1級 問題A No.20は、燃料電池を用いるコージェネレーションシステムが原動機を用いるものと比べて発電効率が低い、という記述を適当でないものとして出しています。
令和5年度の肢には騒音や振動の話が入っておらず、発電効率だけで誤りとされています。令和7年度は、そこに騒音・振動を足した形になっています。
※ このページに問題文そのものは載せていません。一般財団法人 全国建設研修センターの試験問題および正答肢のページには、2026年8月時点で令和7年度と令和8年度が掲載されています。
正解:選択肢3
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(適当) | 受電並列運転です。令和5年度の1級 問題A No.20に、同じ記述が正しい肢として並んでいます |
| 2 | ○(適当) | 主任技術者の選任です。この年度の正答肢により適当とされています |
| 3 | ×(適当でない) | 令和5年度も、発電効率が低いとする記述を誤りとしています |
| 4 | ○(適当) | 常用防災兼用です。令和5年度にも同趣旨の記述が正しい肢として出ています |
令和5年度の1級 問題A No.20は、設問文が令和7年度と同じ「コージェネレーションシステムに関する記述のうち、適当でないものはどれか」でした。その公表正答が選択肢4で、次の記述です。
令和5年度 1級管工事施工管理技術検定 第一次検定 問題A【No.20】の公表正答(選択肢4)
「燃料電池を用いるコージェネレーションシステムは、原動機を用いるコージェネレーションシステムと比べて発電効率が低い。」
この記述が、適当でないものとして出されています。
令和5年度の肢は、発電効率だけを述べています。それでも誤りとされているので、誤りの元は発電効率の部分にあると分かります。
令和7年度は、この前に騒音・振動の話を足した形です。2つの主張が並んでいるときは、片方だけが誤りということもあります。令和5年度と見比べると、どちらの部分が引っかかっているのかが絞れます。
残りの3つも、令和5年度と重なります。
| 論点 | 令和5年度 No.20(正答は(4)) | 令和7年度 No.20 |
|---|---|---|
| 燃料電池の発電効率 | 原動機を用いるものと比べて低い(誤り) | 同じ内容(誤り) |
| 受電並列運転(系統連系) | 電力と商用電力を接続し、一体的に供給する方式(正しい肢) | 同じ記述 |
| 防災用としての兼用 | 所定の条件を満たせば消防法における非常電源として兼用が可能(正しい肢) | 常用防災兼用発電装置とすることが可能 |
| その他 | 排熱を高温から低温に向けて順次多段階に活用するカスケード利用(正しい肢) | 主任技術者の選任 |
4つのうち3つが、令和5年度とほぼ同じ内容です。この論点は、年度をまたいで同じ材料が使い回されています。
ボイラーの区分と資格は真空式温水発生機はボイラーか?労働安全衛生法の区分と取扱い資格で扱っています。
燃料電池を用いるシステムの発電効率について、誤りとされている記述は何か。
原動機を用いるものと比べて発電効率が低い、という内容です。令和5年度の1級 問題A No.20(公表正答は選択肢4)と令和7年度の同No.20(公表正答は選択肢3)で、いずれも誤りの側に置かれています。
受電並列運転(系統連系)とは、どのような方式か。
コージェネレーションシステムによる電力と商用電力を接続し、一体的に電力を供給する方式です。令和5年度の1級 問題A No.20が、正しい肢としてこの内容を出しています。
排熱の使い方として挙げられているのは何か。
高温から低温に向けて順次多段階に活用するカスケード利用です。令和5年度の1級 問題A No.20が、正しい肢としてこの内容を出しています。
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発電設備の扱いは、規模や用途によって適用される法令が変わります。実際の計画では所轄への確認が必要です。
この問で問われた語を、年度をまたいで整理しています。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月