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令和7年度 1級 法規 問題B No.18 を解説(屋外消火栓だけが消火設備の側)

令和7年度 1級管工事施工管理技術検定 第一次検定 問題B【No.18】は、消防用設備等の区分を消防法上で問う問題です。4つのうち、消火活動上必要な施設に該当しないものを1つ選びます。

この問題のポイント

正解は選択肢3です。

消火活動上必要な施設は5つしかありません。排煙設備・連結散水設備・連結送水管・非常コンセント設備・無線通信補助設備です。屋外消火栓設備はここに入っていません。

屋外消火栓設備が属するのは消火設備のほうで、屋内消火栓設備やスプリンクラー設備と同じ側です。

※ このページに問題文そのものは載せていません。一般財団法人 全国建設研修センターの試験問題および正答肢のページには、2026年8月時点で令和7年度と令和8年度が掲載されています。

正解:選択肢3

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 該当する 連結送水管。施行令第7条第6項が挙げる5つのうちの1つです
2 該当する 排煙設備。同項の先頭に挙げられています
3 正解 屋外消火栓設備は消火設備です。施行令第7条第2項第九号に挙げられていて、第6項の5つには入っていません
4 該当する 連結散水設備。同項の2番目に挙げられています

選択肢3のポイント(ここが正解)

条文は消防用設備等を3つに分けています。

消防法施行令 第7条第1項・第5項・第6項(消防用設備等の種類)

1 法第十七条第一項の政令で定める消防の用に供する設備は、消火設備、警報設備及び避難設備とする。
5 法第十七条第一項の政令で定める消防用水は、防火水槽又はこれに代わる貯水池その他の用水とする。
6 法第十七条第一項の政令で定める消火活動上必要な施設は、排煙設備、連結散水設備、連結送水管、非常コンセント設備及び無線通信補助設備とする。

消火活動上必要な施設は、この5つで打ち止めです。「その他これらに類するもの」のような広げる書き方をしていません。

大きな区分 中身
消防の用に供する設備
(第1項)
消火設備(消火器・屋内消火栓・スプリンクラー・水噴霧・泡・不活性ガス・ハロゲン化物・粉末・屋外消火栓・動力消防ポンプ)/警報設備避難設備
消防用水(第5項)防火水槽、これに代わる貯水池その他の用水
消火活動上必要な施設
(第6項)
排煙設備/連結散水設備/連結送水管/非常コンセント設備/無線通信補助設備の5つ

この分かれ目は、建物にいる人が使うのか、駆けつけた消防隊が使うのかです。連結送水管も連結散水設備も、消防隊がホースをつないで初めて働きます。

屋外消火栓設備は、建物の外に置かれていても消火設備です。屋外という言葉から消防隊側と考えると取り違えます。置き場所ではなく、条文のどの項に挙がっているかで決まります。

詳細は屋内消火栓設備の基準とは?水平距離25mと15mで何が変わるのかで扱っています。

覚え方

  • 消火活動上必要な施設は排煙・連結散水・連結送水管・非常コンセント・無線通信補助の5つ。5つだけです
  • 連結」が付く2つはどちらもこちら側。消防隊がつないで使う設備だからです
  • 屋外消火栓設備は消火設備(第7条第2項第九号)。屋外という語につられません
  • 消防用設備等は消防の用に供する設備/消防用水/消火活動上必要な施設の3本立て。消火設備はいちばん上の枝の中にあります
  • 非常コンセント設備と無線通信補助設備は電気側の設備ですが、区分は消火活動上必要な施設です

理解度チェック

Q.

消火活動上必要な施設を5つ挙げよ。

排煙設備、連結散水設備、連結送水管、非常コンセント設備、無線通信補助設備です。消防法施行令第7条第6項に定められています。

Q.

屋外消火栓設備はどの区分に入るか。

消火設備です。消防法施行令第7条第2項第九号に挙げられていて、消防の用に供する設備の中の消火設備にあたります。

Q.

消防用設備等は大きく3つに分かれる。それぞれ何か。

消防の用に供する設備(消火設備・警報設備・避難設備)、消防用水、消火活動上必要な施設です。

> 法規のほかの論点は法規のカテゴリにまとめています

どの設備を設置するかは、防火対象物の用途・規模・階数によって決まります。個別の判断は所轄の消防署にご確認ください。

関連する用語

この問で問われた語を、年度をまたいで整理しています。

参考資料

  • 一般財団法人 全国建設研修センター「令和7年度 1級管工事施工管理技術検定 第一次検定 試験問題B」および同センターが公表した正答肢(試験問題・正答肢)。
  • 消防法施行令(昭和36年政令第37号)第7条(e-Gov法令検索)。
  • ※ 問題文・選択肢は掲載していません。
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