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令和7年度 1級 衛生設備 問題A No.35 を解説(LPGの検知部は床面より0.3m以内)

令和7年度 1級管工事施工管理技術検定 第一次検定 問題A【No.35】は、ガス設備に関する問題です。4つの記述のうち、適当でないものを1つ選びます。

この問題のポイント

誤りは選択肢4です。検知部の高さが0.6m以内と書かれています。

過去問の正しい肢は、0.3m以内です。平成28年度の1級 問題A No.35は、液化石油ガスのガス漏れ警報器の検知部をガス機器から水平距離4m以内で検知部の上端が床面より0.3m以内に設置する、という記述を正しい側に置いています。

水平距離の4mは、令和7年度も同じです。変えられているのは高さのほうだけで、0.3mが0.6mになっています。

※ このページに問題文そのものは載せていません。一般財団法人 全国建設研修センターの試験問題および正答肢のページには、2026年8月時点で令和7年度と令和8年度が掲載されています。

正解:選択肢4

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(適当) 都市ガス設備の工事を誰が施工するかです。この年度の正答肢によります
2 ○(適当) 供給管の範囲です。同じくこの年度の正答肢によります
3 ○(適当) 気密試験のやり方です。同じくこの年度の正答肢によります
4 ×(適当でない) 平成28年度は0.3m以内とする記述を正しい肢に置いています

選択肢4のポイント(ここが誤り)

検知部をどこに付けるかは、過去問の正しい肢にそのまま書かれています。

平成28年度 1級管工事施工管理技術検定 学科試験 問題A【No.35】の正しい肢(選択肢4)

「液化石油ガス(LPG)のガス漏れ警報器の検知部は、ガス機器から水平距離4m以内で、かつ検知部の上端が床面より0.3m以内に設置する。」
同年度の公表正答は選択肢2で、この記述は正しい側に置かれています。

0.3m以内です。令和7年度は水平距離の4mをそのままにして、高さだけを0.6mに変えています。数値が2つ並ぶ肢では、片方だけ入れ替える出し方があります。

ガスの種類によって、水平距離が変わります。

令和6年度 1級管工事施工管理技術検定 第一次検定 問題A【No.35】の正しい肢(選択肢3)

「比重が空気より小さい都市ガスのガス漏れ警報器は、ガス燃焼器から水平距離8m以内に設置しなければならない。」
同年度の公表正答は選択肢2で、この記述は正しい側に置かれています。

比重が空気より小さい都市ガスは8m以内、液化石油ガスは4m以内です。過去問で確かめられるものを並べると、次のようになります。

どのガスか 検知部の位置 出どころ
液化石油ガスガス機器から水平距離4m以内、上端が床面より0.3m以内平成28年度の正しい肢
比重が空気より小さい都市ガスガス燃焼器から水平距離8m以内令和6年度の正しい肢
都市ガス(天井面が0.6m以上の梁等で区画されている場合)燃焼器等側に設置令和元年度の正しい肢

この表の0.6mは、令和7年度の0.6mとは別のものです。令和元年度のほうは天井面を区画する梁の高さで、検知部を付ける高さではありません。同じ数値でも、何の寸法かが違います。

気密試験については、令和元年度が誰がやるかの側から出しています。

令和元年度 1級管工事施工管理技術検定 学科試験 問題A【No.35】の正しい肢(選択肢4)

「液化石油ガス設備士でなければ、液化石油ガス配管の気密試験の作業に従事できない。」
同年度の公表正答は選択肢1で、この記述は正しい側に置かれています。

令和7年度の選択肢3は、同じ気密試験でもやり方のほうを聞いています。誰がやるかについては、本記事では令和7年度の正答肢によって適当と判定しています。

検知器の位置はガス漏れ検知器はどこに付けるのか?比重1未満は8m・1超は4mで扱っています。

覚え方

  • 液化石油ガスの検知部は水平距離4m以内・上端が床面より0.3m以内です。0.6mとした記述は誤りです
  • 比重が空気より小さい都市ガスは水平距離8m以内です
  • 令和元年度に出てくる0.6mは天井面の梁の高さで、検知部を付ける高さではありません
  • 数値が2つ並ぶ肢は、片方だけ入れ替えられることがあります
  • 液化石油ガス配管の気密試験は、液化石油ガス設備士でなければ従事できません

理解度チェック

Q.

液化石油ガスのガス漏れ警報器の検知部は、床面からどの高さに設置するか。

検知部の上端が床面より0.3m以内です。平成28年度の1級 問題A No.35の選択肢4が、正しい肢としてこの内容を出しています。令和7年度は0.6m以内と書いたため、誤りとされています。水平距離の4m以内は両方の年度で同じです。

Q.

比重が空気より小さい都市ガスのガス漏れ警報器は、燃焼器から水平距離いくつ以内に設置するか。

8m以内です。令和6年度の1級 問題A No.35の選択肢3が、正しい肢としてこの内容を出しています。液化石油ガスの4m以内とは数値が違います。

Q.

液化石油ガス配管の気密試験の作業には、資格が要るか。

液化石油ガス設備士でなければ従事できません。令和元年度の1級 問題A No.35の選択肢4が、正しい肢としてこの内容を出しています。同年度の公表正答は選択肢1です。

> 衛生設備のほかの論点は衛生設備のカテゴリにまとめています

ガス漏れ警報器の設置位置は、ガスの種類や室の形によって扱いが変わります。実際の設計では条件ごとの確認が必要です。

関連する用語

この問で問われた語を、年度をまたいで整理しています。

参考資料

  • 一般財団法人 全国建設研修センター「令和7年度 1級管工事施工管理技術検定 第一次検定 試験問題A」および同センターが公表した正答肢(問題A【No.35】=(4))。
  • 同センター「平成28年度 1級管工事施工管理技術検定 学科試験 問題A」問題A【No.35】および同年度の公表正答肢((2))。
  • 同センター「令和6年度 1級管工事施工管理技術検定 第一次検定 試験問題A」問題A【No.35】および同年度の公表正答肢((2))。
  • 同センター「令和元年度 1級管工事施工管理技術検定 学科試験 問題A」問題A【No.35】および同年度の公表正答肢((1))。
  • ※ 問題文・選択肢は掲載していません。
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