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令和6年度 1級電気工事施工管理技士 No.81を解説、筒形と栓形は除かれる

令和6年度 1級電気工事施工管理技士 第一次検定 No.81は、次の電気用品のうち、「電気用品安全法」上、特定電気用品に該当しないものを選ぶ問題です。

この問題のポイント

この問題は、ヒューズの中に除かれるものがあることを知っているかを問うものです。筒形ヒューズと栓形ヒューズは、条文でわざわざ除かれています

電流の値ではなく、形式で外れます。

正解:選択肢1(筒形ヒューズ)

> この論点をやさしく解説:特定電気用品とは?ケーブルの断面積とヒューズの形で見分ける

> この論点をやさしく解説:電気用品とは?電気用品安全法が挙げる三号の中身を整理

各選択肢の正誤

選択肢 電気用品 解説
1 250V 5A の筒形ヒューズ 筒形は除かれる。該当しない
2 250V 100A の配線用遮断器 100A以下。該当する
3 100V 15A のタイムスイッチ 該当する
4 EM-CET 14mm² 断面積の範囲に入る。該当する

該当しないのは選択肢1です。

選択肢1のポイント(ここが答え)

引っかけの核心は、ヒューズという品目自体は特定電気用品に挙がっているので、電流の値だけを見て判断してしまうところです。条文には形式による除外が書かれています。

電気用品安全法施行令の別表第一(特定電気用品)では、ヒューズについて定格電流の範囲を示したうえで、筒形ヒューズと栓形ヒューズを除くと明記しています。だから5Aという値が範囲に入っていても、筒形である時点で特定電気用品にはなりません。

特定電気用品とそれ以外は、危険や障害が発生するおそれの大きさで分けられています。特定電気用品は登録検査機関の適合性検査が必要で、記号も別です。

区分 表示記号 手続き
特定電気用品 ひし形のPSEマーク 登録検査機関の適合性検査を受ける
特定電気用品以外 丸形のPSEマーク 自主検査で足りる

選択肢2の配線用遮断器は、定格電流100A以下のものが特定電気用品です。100Aちょうどは「以下」に入るので該当します。

選択肢3のタイムスイッチも、一定の定格の範囲で特定電気用品に含まれます。時間で電気を入り切りする器具で、動かなくなると意図しない通電が続くおそれがあります。

選択肢4のEM-CETは、エコケーブルと呼ばれる架橋ポリエチレン絶縁のケーブルです。ケーブルは公称断面積の範囲で特定電気用品が決まっていて、14mm²はその範囲に入ります

覚え方

  • ヒューズは筒形と栓形が除かれる。電流の値だけで判断しない
  • 配線用遮断器は100A以下が特定電気用品
  • 特定はひし形のPSE、それ以外は丸形のPSE

理解度チェック

Q.

ヒューズのうち特定電気用品から除かれるのはどれか。

筒形ヒューズと栓形ヒューズです。定格電流が範囲に入っていても、この形式は除かれます。

Q.

特定電気用品と、それ以外の電気用品では手続きがどう違うか。

特定電気用品は登録検査機関の適合性検査が必要です。それ以外は自主検査で足ります。表示記号もひし形と丸形で分かれます。

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参考資料

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和6年度 1級電気工事施工管理技術検定 第一次検定問題(午後の部)」「同 正答肢」
  • 電気用品安全法施行令 別表第一
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