地質調査技士 独学ノート

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平成30年度 地質調査技士 土壌・地下水汚染部門 No.22を解説、液状化と地形

平成30年度 地質調査技士資格検定試験 土壌・地下水汚染部門 No.22は、液状化が発生する可能性が高い地形に関する問題です。この問題では、4つの地形のうち可能性が高くない(最も不適当な)ものを1つ選びます。

この問題のポイント

液状化は、緩い砂の地盤で地下水位が浅い(飽和した)ところで起きます。

埋立地や川沿いの低い土地が代表です。

この問題は、並んだ地形のうち液状化が起きやすくないものを見つける問題です。

引っかけの核心は、丘陵地です。丘陵地は高台で地下水位が低く液状化しにくいのに、液状化しやすい地形として並べられています。

※ 問題文そのものは、一般社団法人 全国地質調査業協会連合会(全地連)が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢1(可能性が高くない・最も不適当な記述)

各選択肢の正誤

選択肢地形正誤
1丘陵地×(誤り)
正答。液状化しにくい
2埋立地○(起きやすい)
3自然堤防○(起きやすい)
4三角州○(起きやすい)

選択肢2・3・4は、緩い砂で地下水位が浅く、液状化が起きやすい地形です。選択肢1の丘陵地だけが、液状化しにくい地形です。

選択肢1のポイント(ここが誤り)

液状化は、緩い砂の地盤で地下水位が浅いところで起きます。埋立地・自然堤防(縁辺)・三角州は、砂が緩く地下水位も浅いので液状化しやすい地形です。

選択肢1の丘陵地は、高台にあって地下水位が低く、地盤も比較的しっかりしているため、液状化しにくい地形です。

地下水面より上の地盤や、粗い砂礫・粘土の地盤は液状化の可能性が低くなります。

丘陵地を「液状化が発生する可能性が高い地形」に並べるのが誤りです。

選択肢1は、液状化が発生する可能性が高い地形として最も不適当です。丘陵地は液状化しにくい(起きやすいのは埋立地・自然堤防・三角州)と押さえます。

覚え方

  • 液状化は緩い砂+浅い地下水位で起きる。埋立地・自然堤防・三角州は起きやすい
  • 丘陵地は高台で地下水位が低く、液状化しにくい
  • 高台の丘陵地を「液状化しやすい地形」に混ぜるのが引っかけ

理解度チェック

問題:丘陵地は、液状化が発生する可能性が高い地形である。

〇か×か。

答えを見る

答え:×

丘陵地は高台で地下水位が低く、液状化しにくい地形です。

問題:埋立地・自然堤防・三角州は、液状化が発生する可能性が高い地形である。

〇か×か。

答えを見る

答え:

いずれも緩い砂で地下水位が浅く、液状化が起きやすい地形です(選択肢2・3・4は正しい)。

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出典・参考資料

  • 一般社団法人 全国地質調査業協会連合会(全地連)「平成30年度 地質調査技士資格検定試験 土壌・地下水汚染部門 試験問題」
  • 液状化と地形に関する資料(液状化が起きやすいのは緩い砂で地下水位が浅い地形=埋立地・自然堤防・三角州など。地下水位が低い高台の地盤は液状化の可能性が低い)

※ 液状化の詳細は、最新の防災・地盤の一次資料で確認してください。

地質調査技士 独学ノート 編集部

この記事を書いた人

地質調査技士 独学ノート 編集部

地質調査技士検定で過去に問われた用語・数値・調査手順を、地盤工学会の基準やJIS・国土交通省・環境省などの一次資料と、全地連の公式過去問に照らして整理しています。

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