令和7年度 地質調査技士 現場調査部門 No.21を解説、運搬(大運搬・小運搬)
令和7年度 地質調査技士資格検定試験 現場調査部門 No.21は、調査機材の運搬に関する問題です。この問題では、4つの記述のうち最も不適当なものを1つ選びます。
この問題のポイント
調査機材の運搬は、大運搬と小運搬に分けて考えます。どこからどこまでを運ぶか、どんな運搬手段を使うかが問われます。
引っかけの核心は、小運搬に使う手段です。モノレールや索道、ヘリコプターも小運搬に含まれるのに、選択肢1は「含まれない」としています。
※ 問題文そのものは、一般社団法人 全国地質調査業協会連合会(全地連)が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢1(最も不適当な記述)
各選択肢の正誤
| 選択肢 | 記述の要旨 | 正誤 |
|---|---|---|
| 1 | 小運搬には、モノレールや索道、ヘリコプターでの運搬は含まれない | ×(誤り) 正答。これらも小運搬に含まれる |
| 2 | 大運搬とは、資材を倉庫から資材基地まで運搬し、配置・荷卸しする作業 | ○ |
| 3 | 小運搬とは、機材を資材基地から調査地点まで移動していく作業 | ○ |
| 4 | 現地踏査に基づいて効率的な運搬方法を選択する | ○ |
選択肢2・3・4は、運搬の考え方を正しく述べています。選択肢1だけが、小運搬に使う手段を限定しすぎています。
選択肢1のポイント(ここが誤り)
大運搬は倉庫から資材基地まで、小運搬は資材基地から調査地点までの運搬です。山地など人力や車両で運びにくい現場では、モノレール・索道・ヘリコプターも小運搬の手段として使います。
選択肢1は、これらが「小運搬に含まれない」としていますが、実際は含まれます。
運びにくい調査地点まで機材を上げるために、こうした手段を使うのが小運搬です。
手段を人力や車両だけに限定しているのが誤りです。
選択肢1は、運搬の記述として最も不適当です。小運搬にはモノレール・索道・ヘリコプターも含まれると押さえます。
覚え方
- 大運搬=倉庫→資材基地、小運搬=資材基地→調査地点。小運搬にはモノレール・索道・ヘリコプターも含む
- 運搬方法は現地踏査に基づいて選ぶ
- 「小運搬にヘリ等は含まれない」は手段を絞りすぎた引っかけ
理解度チェック
問題:小運搬には、モノレールや索道、ヘリコプターでの運搬は含まれない。
〇か×か。
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答え:×
山地など運びにくい現場では、モノレール・索道・ヘリコプターも小運搬の手段として使います。含まれます。
問題:大運搬とは、資材を倉庫から資材基地まで運搬する作業をいう。
〇か×か。
答えを見る
答え:〇
大運搬は倉庫から資材基地まで、小運搬は資材基地から調査地点までです(選択肢2は正しい)。
出典・参考資料
- 一般社団法人 全国地質調査業協会連合会(全地連)「令和7年度 地質調査技士資格検定試験 現場調査部門 試験問題」
- 地盤工学会「地盤調査の方法と解説」ほか(調査機材の大運搬・小運搬の区分と運搬手段)
※ 運搬の区分は、最新のボーリング関連基準で確認してください。
※ この記事の確認日:2026年7月