地質調査技士 独学ノート

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技術者倫理(倫理綱領)とは?公衆の安全を最優先する考え方

ちしつモグラ

ちしつモグラ

技術者倫理って何を一番に考えるの?「顧客のために」って正しいの?

この記事の要点

  • 技術者倫理の核心は、公衆の安全・健康・福利を最優先すること。
  • 顧客や雇用主の利益より、公正・中立・誠実を重んじる。
  • 地質調査技士の倫理綱領でも、環境保全・自己研鑽・秘密の保持などが求められる。

技術者倫理(倫理綱領)とは、技術者が業務を行ううえで守るべき行動の規範です。もっとも大切なのは、公衆(社会一般の人々)の安全・健康・福利を最優先するという考え方です。

公衆優先と公正・中立

技術者は、公衆の安全・健康・福利を最優先し、業務が安全を損なうおそれがあれば、客観的に検証して対処します。

顧客や雇用主の意向よりも、公正・中立・誠実であることが求められます。

「顧客に有利な判断を行うように努める」は、公正・中立に反するため誤りです。

そのほかに求められること

倫理綱領では、環境との調和・保全、自己責任原則の徹底、継続的な自己研鑽、業務上知り得た秘密の保持なども求められます。地質調査技士の倫理綱領も、こうした考え方にもとづいています。

過去問での問われ方

倫理は社会一般・建設行政の科目でほぼ毎年出ます(H28・H30ほか)。

問われるのは「公正・中立か」と「守秘義務の範囲」です。

業務上知り得た秘密は、業務完了後も退職後も、発注者の同意なく外部に公表できません(H28現技管No.15)。

「顧客に有利な判断」とするのも誤りです(H30土壌No.3)。

年度ごとの問われ方は技術者倫理の論点ページにまとめています。

記述倫理的に
公衆の安全・健康・福利を最優先する〇 正しい
公正・中立・誠実に判断する〇 正しい
業務上の秘密を保持する(退職後も)〇 正しい
顧客に有利な判断を行うように努める× 誤り
退職後なら情報を公表してよい× 誤り

※ 出題番号・正答は全地連公開の過去問・正答で確認。

まちがえやすい:顧客の利益より公衆

技術者倫理では公衆の安全・福利が最優先です。「顧客に有利な判断をする」「雇用主の利益を最優先する」のように、公衆より特定の人の利益を上に置く記述は誤りです。

理解度チェック

問題:技術者倫理では、公衆の安全・健康・福利を最優先することが求められる。

〇か×か。

答えを見る

答え:

顧客や雇用主の利益よりも、公衆の安全・健康・福利を優先し、公正・中立に行動します。

問題:倫理綱領では、つねに顧客に有利な判断を行うように努めることが正しいとされる。

〇か×か。

答えを見る

答え:×

公正・中立に反するため誤りです。顧客に有利かどうかではなく、公正・中立で公衆を優先します。

技術者倫理は公衆の安全・福利を最優先、公正・中立・誠実。顧客に有利な判断は誤り、守秘義務は退職後も続く

ここが出題の中心です。

出典・参考資料

  • 一般社団法人 全国地質調査業協会連合会(全地連)「倫理綱領」(1991年制定:社会的使命・法令遵守と公正な行動・秘匿事項の保護・自己責任原則)。
  • 全地連 地質調査技士検定試験(H28 現場技術・管理部門 No.15/H30 土壌・地下水汚染部門 No.3 ほか 倫理・守秘義務関連問題)。出題番号・正答は全地連公開の過去問・正答番号で照合。

※ 用語の意味を自分の言葉で書いています。最新の綱領で確認してください。

地質調査技士 独学ノート 編集部

この記事を書いた人

地質調査技士 独学ノート 編集部

地質調査技士検定で過去に問われた用語・数値・調査手順を、地盤工学会の基準やJIS・国土交通省・環境省などの一次資料と、全地連の公式過去問に照らして整理しています。

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