オールコアボーリングとは?全長でコアを採るボーリング〔余掘り〕
ちしつモグラ
オールコアボーリングって、ふつうのボーリングと何が違うの?余掘りって削孔長に入れるの?
この記事の要点
- オールコアボーリングは、孔の全長にわたってコアを連続して採取するボーリング。
- 地層のようすを詳しく見たいとき(未固結層の詳細な観察など)に用いる。
- 柱状図の記入では、余掘り(予定深度より深く掘った分)は総削孔長に含めない。
オールコアボーリングとは、孔の全長にわたってコアを連続して採取するボーリングです。
ふつうのボーリングがコアの要る区間だけ採るのに対し、全区間でコアを採るので、地層の重なりや変化を深さの順に細かく観察できます。
未固結層の詳細な観察などに用いられます。
どんなときに使うか
オールコアボーリングは、地層のようすを深さの順に詳しく見たいときに使います。全区間のコアが手元に残るので、地層の境目や薄い層、割れ目の様子などを、後からじっくり調べられます。
余掘りの扱い:総削孔長に含めない
ボーリング柱状図の記入では、余掘りの扱いに注意します。
余掘り(予定した深度より深く掘った分)は、総削孔長には含めません。削孔長は本来必要な深さで数え、余分に掘った分は別に扱う、と押さえます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 採り方 | 孔の全長でコアを連続採取 |
| 目的 | 地層を深さ順に詳しく観察(未固結層の詳細観察など) |
| 余掘り | 総削孔長に含めない |
過去問での問われ方:余掘りと総削孔長
オールコアボーリングは、柱状図の記入や採取の留意点で問われます。
「オールコアボーリングの場合の余掘りは、総削孔長に含めない」は正しい記述です。
柱状図の記入要領は、全地連の「ボーリング柱状図作成及びボーリングコア取扱い・保管要領(案)・同解説」にまとめられています。
柱状図の記入はボーリング柱状図とは、コアの観察はボーリングコア観察の論点整理も参照してください。
まちがえやすい:余掘りと総削孔長
余掘り(予定より深く掘った分)は総削孔長に含めません。削孔長に含めると数えすぎになります。
理解度チェック
問題:オールコアボーリングは、孔の全長にわたってコアを連続して採取する。
〇か×か。
答えを見る
答え:〇
全区間でコアを採るので、地層のようすを深さ順に詳しく観察できます。
問題:オールコアボーリングの余掘りは、総削孔長に含めて記入する。
〇か×か。
答えを見る
答え:×
余掘り(予定より深く掘った分)は、総削孔長に含めません。
オールコアボーリングは全長でコアを連続採取。余掘りは総削孔長に含めない。
ここが出題の中心です。
出典・参考資料
- 全地連「ボーリング柱状図作成及びボーリングコア取扱い・保管要領(案)・同解説」(オールコアボーリングの余掘りは総削孔長に含めない)。ボーリング調査の技術資料。
- 全地連 地質調査技士検定試験(オールコアボーリング・柱状図の記入に関する出題)。出題番号・正答は全地連公開の過去問・正答番号で照合。
※ 用語の意味を自分の言葉で書いています。最新の基準で確認してください。
※ この記事の確認日:2026年7月