地質調査技士 独学ノート

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ブロックサンプリングとは?手掘りで塊状に切り出す乱さない試料の採取

ちしつモグラ

ちしつモグラ

ブロックサンプリングって、ボーリングのサンプラーと何が違うの?どんな地盤で使うの?

この記事の要点

  • ブロックサンプリングは、手掘りで塊状の土を地盤から切り出す、乱さない試料の採取方法(JGS 1231-2012)。
  • 方法は切出し式と押切り式の2つ。
  • 自立する粘性土地盤に適する。塊で採れるので乱れが少ない。

ブロックサンプリングとは、採取者が地盤に接近し、スコップや移植ごてなどを使って手掘りで塊状の土を直接切り出す乱さない試料の採取方法です(JGS 1231-2012)。

ボーリング孔にサンプラーを押し込む方法と違い、大きな塊のまま採るので、土の乱れが少ないのが特長です。

採った試料は、室内の力学試験などに使います。

ブロックサンプリングのイラスト。試掘坑の中で、粘性土地盤を手掘りで四角い塊(ブロック)に切り出し、容器をかぶせてシール材で密封する、乱さない試料の採取方法。
ブロックサンプリングのイメージ。試掘坑の中で、自立する粘性土地盤を手掘りで四角い塊(ブロック)に切り出し、容器をかぶせてシール材で密封する。乱れの少ない塊状の試料が採れる。※実物をもとにした説明用イラスト。

2つの方法:切出し式と押切り式

ブロックサンプリングには、切出し式と押切り式の2つの方法があります。どちらも手掘りで塊状に採る点は同じで、地盤の状態に応じて使い分けます。

どんな地盤に使うか

ブロックサンプリングは、粘性土地盤に適しています

手掘りで塊状に切り出すため、掘っても崩れにくい(自立する)粘性土が対象になります。

砂のように崩れやすい地盤は、そのままでは塊で切り出しにくいため、扱いに工夫が要ります。

項目内容
採り方手掘りで塊状に切り出す(採取者が地盤に接近)
方法切出し式・押切り式
適する地盤粘性土地盤(自立する土)
ねらい乱れの少ない塊状の試料を採る

過去問での問われ方:適する地盤と方法

ブロックサンプリングは、適用地盤や方法の組合せで問われます(現場技術・管理部門ほか)。

「ブロックサンプリング(JGS 1231-2012)は粘性土地盤に適している」は正しい記述で、適する地盤を問う出題があります(令和3年度 現場技術・管理部門)。

方法は「切出し式と押切り式がある」が正しい記述です。

サンプラーの種類とN値・土質の使い分けはサンプリングの論点整理を参照してください。

まちがえやすい:ブロックサンプリングとチューブサンプリング

ブロックサンプリングは手掘りで塊状に切り出す方法です。

シンウォールサンプラーなどでボーリング孔に管を押し込むチューブサンプリングとは採り方が違います。

どちらも乱さない試料を採る点は同じです。

理解度チェック

問題:ブロックサンプリングは、手掘りで塊状の土を地盤から切り出す乱さない試料の採取方法である。

〇か×か。

答えを見る

答え:

採取者が地盤に接近し、手掘りで塊状に切り出します。乱れが少ないのが特長です。

問題:ブロックサンプリングの方法には、切出し式と押切り式がある。

〇か×か。

答えを見る

答え:

切出し式と押切り式の2つの方法があり、地盤の状態に応じて使い分けます。

ブロックサンプリングは手掘りで塊状に切り出す(切出し式・押切り式)。粘性土地盤に適する

ここが出題の中心です。

出典・参考資料

  • 地盤工学会基準 JGS 1231「ブロックサンプリングによる土試料の採取方法」(手掘りで塊状に切り出す乱さない試料の採取/切出し式・押切り式)。地盤工学会・全地連の技術資料。
  • 全地連 地質調査技士検定試験(令和3年度 現場技術・管理部門 サンプリング法と適用地盤 ほか)。出題番号・正答は全地連公開の過去問・正答番号で照合。

※ 用語の意味を自分の言葉で書いています。最新の基準で確認してください。

地質調査技士 独学ノート 編集部

この記事を書いた人

地質調査技士 独学ノート 編集部

地質調査技士検定で過去に問われた用語・数値・調査手順を、地盤工学会の基準やJIS・国土交通省・環境省などの一次資料と、全地連の公式過去問に照らして整理しています。

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